
中国のコロナ「水際作戦」の厳重実態、それでも突破する帰国者も
莫 邦富
新型コロナウイルスの新規感染者数は、このところ中国国内よりも海外の方が多くなる逆転現象が起きている。感染者が海外から中国に入国して感染を広…
2020.3.12
地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日本企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日本ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。
莫 邦富
新型コロナウイルスの新規感染者数は、このところ中国国内よりも海外の方が多くなる逆転現象が起きている。感染者が海外から中国に入国して感染を広…
2020.3.12
莫 邦富
都市封鎖で新型コロナウイルスの感染を阻止する作戦を全土で展開している中国。足もとでは、一部の経済活動を復活させようとしている。そんな中、彼…
2020.2.27
莫 邦富
新型コロナウイルスの猛威が日本を襲い、「マスク狂騒曲」を生み出している。在日中国人社会にはマスクの買い占めなどに警鐘を鳴らす人々が多い一方…
2020.2.13
莫 邦富
2003年春先、SARSの嵐が吹き荒れていた中国を、今また新型肺炎の嵐が襲っている。激震地は武漢だ。中央政府によって封鎖された現地は、逃げ…
2020.1.30
莫 邦富
中国人が日本人と仕事をするとき、現地でしか食べられない中華料理を紹介すると、感動されることがある。中国人にとっても、日本人からこうした中華…
2020.1.16
莫 邦富
中国が掲げる「一帯一路」の重要拠点でありながら、中国人でさえも日常でほぼ接点がない旧ソ連の小国・アルメニア。まして日本人には、同国の実情な…
2019.12.19
莫 邦富
中国出張が多いビジネスパーソンは、航空会社の運航体制のルーズさに悩まされることが多い。かつて彼らの定時運航は本当にいい加減なものだった。最…
2019.12.6
莫 邦富
中国では2000年代以降、広大な国土に電話やインターネットなどの通信網が整備された。それは辺境の地で暮らす人々の生活さえ激変させた。今や行…
2019.11.22
莫 邦富
1980年代、改革・開放の波に乗って、中国には日本の映画やドラマがたくさん輸入され、一世を風靡した。今、海外に発信されるソフトパワーでは、…
2019.11.8
莫 邦富
中国は今や監視社会だ。都市部を中心に、監視カメラと顔認証システムのネットワークが網の目のように張り巡らされ、中国人の行動規範を大きく変えつ…
2019.10.25
莫 邦富
先月、中国の陝西省を訪問したとき、これまで経験したことのない気候の変化に遭遇した。秦嶺山脈の南方と北方で、降雨量や気温に驚くほどの差がある…
2019.10.11
莫 邦富
先日、日本を襲った台風15号で空の便は大きく乱れたが、乗客を一刻も早く目的地へ送り届けようとする日系航空会社の献身ぶりには頭が下がる思いだ…
2019.9.26
莫 邦富
シルクロードの起点として知られる中国の西安は、2010年代冒頭まで、乱立するハイテクノロジー・パークの1つに過ぎない印象があった。しかし「…
2019.9.13
莫 邦富
日本の飲食店に入ると、コンセントが塞がれていてスマホを充電できないようになっていることが多い。中国人から見ると、これはとても不思議な光景の…
2019.9.2
莫 邦富
香港市民は8月に入ってから連日、超大規模なデモを続け、かつて世界の貿易・金融センターとしての地位を誇っていた香港は大きく揺れている。中国本…
2019.8.19
莫 邦富
2018年の1年間で、西安市には新住民と言われる市民が80万人も増え、しかもその内訳は高学歴の若者が多いという。高齢化が進む中国において、…
2019.7.18
莫 邦富
高齢化社会を迎えつつある中国は、高齢化社会になってからかなりの年数を経験している日本が取り組んできた課題を、自然に共有している。そんな中国…
2019.7.4
莫 邦富
一昔前、中国で飲むコーヒーは値段が高いわりに決して美味しくはなかった。出張中にコーヒー店で正体不明のコーヒーをすすりながら、すすり泣きした…
2019.6.20
莫 邦富
米中貿易戦争の砲火を浴びているのは、国というより両国の企業である。米国の制裁対象となっているファーウェイの重要書類が入った小包を、米物流大…
2019.6.6
莫 邦富
十数年ぶりに西安に行ってきた。西安はちょうど中国全域のへそに当たるが、ここを起点に国土を西北ブロックと東南ブロックに分けて考えると、その人…
2019.5.23