北京五輪の裏に見える不都合な格差、「貧困層メダリスト」「鎖の女」事件とは
莫 邦富
2月20日、北京冬季五輪は閉幕し、円満な成功を収めたといえよう。しかし、一方、複雑な中国社会に潜んでいる深刻な問題もあぶり出された。貧困層…
2022.2.25
地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日本企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日本ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。
莫 邦富
2月20日、北京冬季五輪は閉幕し、円満な成功を収めたといえよう。しかし、一方、複雑な中国社会に潜んでいる深刻な問題もあぶり出された。貧困層…
2022.2.25
莫 邦富
北京五輪の開会式で「鳥の巣」は光と映像の祭典の舞台と化した。総監督は現代中国を代表する世界的な監督の1人と評される張芸謀。開会式の演出には…
2022.2.11
莫 邦富
キヤノンが広東省珠海市にあるコンパクトデジタルカメラの生産拠点を閉鎖することが、明らかになり、中国SNSで、キヤノンを称賛する嵐が巻き起こ…
2022.1.28
莫 邦富
中国人技能実習生の減少傾向だったが、短期間的にそのトレンドを測るなら、増える可能性もある。学歴社会の中国では、名門校に進学できない若者が出…
2022.1.17
莫 邦富
来年、2022年は日中国交正常化50周年を祝う記念すべき年です。しかし尖閣諸島の問題などで日中関係は緊張もあります。今後友好関係を築くため…
2021.12.17
莫 邦富
11月に入って、香港に本社をおく、大手パソコンメーカーのレノボは、中国国内でつるし上げに遭い、大変な騒ぎになっている。レノボの経営上の問題…
2021.12.3
莫 邦富
中国の家電メーカー、ハイアールの張瑞敏会長が退任した。中国メディアがその功績を称え、退任を惜しんでいる。20年前から張氏を取材してきた著者…
2021.11.19
莫 邦富
インターネットビジネス全盛時代のいま、航空券販売代理店を利用している人がいて驚いた。販売代理店の存在価値はどこにあるのか、果たして生き残れ…
2021.11.5
莫 邦富
コロナ禍の打撃を受けながら、逆に危機的な局面をビジネスのチャンスとして捉えて、新規開店をする新華僑系中華レストランが続々登場しています。ま…
2021.10.22
莫 邦富
2018年、香港・珠海・マカオを結ぶ大型海上自動車道である港珠澳大橋が完成した。全長55kmと世界最長を誇る大橋に、人々は大きな夢を抱いた…
2021.10.8
莫 邦富
「中国恒大集団」が巨額の債務を負ったのは、その経営陣の判断による責任があるだろう。しかし、その経営陣はバブル経済時の日本企業に見られる「ぜ…
2021.9.23
莫 邦富
中国の船便で送られてきた貨物の到着が大幅に遅れ、運賃も高騰しているという。中国・深センの港に新型コロナ感染者が発生し作業スピードが遅れ、海…
2021.9.10
莫 邦富
上海で3つ目の大型空港の建設が動き出しました。それは上海にあるのではなく、長江を渡って江蘇省南通市にできるのですが、この場所を巡って微妙な…
2021.8.27
莫 邦富
基礎疾患のある都内在住の友人がコロナ感染した。私はこれまで、日本の医療システムに全幅の信頼を寄せることができると信じていた。しかし、「日本…
2021.8.12
莫 邦富
2022年北京冬季オリンピックの開幕を控える中国は、感染拡大の懸念があるにもかかわらず開催に踏み切った日本に対して、非常に高い関心を示して…
2021.7.30
莫 邦富
大手配車サービスの「滴滴出行(DiDi)」がニューヨーク証券取引所でIPO(新規株式公開)を果たしましたが、その2日後、中国国内の取り締ま…
2021.7.16
莫 邦富
中国ではある「麺食い」が航空会社のビジネスを変えたことがある。中国東方航空の常連客が空港のラウンジで提供されていた麺のレベルが下がったこと…
2021.7.2
莫 邦富
熊本県は、2013年に、くまモンの中国語ネーミングを「「酷(クー)MA(マ)萌(モン)」と決めて、観光客らを通じて、市場を中国に広げようと…
2021.6.18
莫 邦富
中国は夫婦1組に子ども3人までに出産できると緩和する方針を打ち出した。「一人っ子政策」は、2015年末に撤廃されるなど、徐々に制限の緩和に…
2021.6.4
莫 邦富
北京、上海、広州、深センは中国経済を引っ張ってきた「一線都市」だ。しかし、広州の地位が急落している。一体なぜか。
2021.5.21