
第5回
人事評価を賃金に反映させるのは必ずしも正義ではない
山元浩二
人材育成や人事評価、賃金で注目を集める制度の多くには、中小企業がそのまま取り入れると逆効果になるリスクがあります。今回はその一つ、「人事評…
2015.10.12
日本企業の99%は中小企業で、従業員の7割は中小企業で働くビジネスマン。実は中小企業こそ日本経済の「マジョリティー」なのである。そんな中で人材マネジメントについて注目してみると、大企業オリジンの手法が中心で、必ずしも現状にマッチしていない。たとえば近年アメリカ型のマネジメントから派生した成果主義に対する考え方、「360度評価」等の新しい手法は、社員数が3ケタにも行かない中小企業では通用しないことが多いというのが、独立前を含め18年、300数十社の中小企業を見てきた筆者の持論だ。本連載では、ビジネススクールや経営コンサルタントが言いがちな「定説」を覆し、山元氏の豊富な経験と取り組み事例を元に独自の視点で中小企業の人材育成を語る。
第5回
山元浩二
人材育成や人事評価、賃金で注目を集める制度の多くには、中小企業がそのまま取り入れると逆効果になるリスクがあります。今回はその一つ、「人事評…
2015.10.12
第4回
山元浩二
成果主義とは何でしょうか?一言で言えば「頑張った分だけ報われる」ということです。しかし、中小企業だからこその「落とし穴」が潜んでいることは…
2015.9.4
第3回
山元浩二
「山元さんのクライアントは、ゆとり世代の育て方に悩んでいますか?」企業の人材育成を支援する仕事柄、メディア関係者から世代論や若者像と紐づけ…
2015.8.7
第2回
山元浩二
女性が活躍できる環境を整えようと考えても、大企業とは異なる、いや大企業よりも複雑な問題を抱えているのが中小企業です。特に指摘しておきたいこ…
2015.7.24
第1回
山元浩二
日本企業386万社のうち99.7%にあたる385万社が「中小企業」で、その9割近い企業は、いわゆる「小規模企業」。大企業とはまったく異なる…
2015.7.10