若い世代ほど損をする日本のお金のインチキな構造は何も変わっていない
上阪 徹
1400兆円といわれる日本の個人金融資産の8割は50歳以上の世代が持っていると類推される。一方で、これから日本に生まれてくる子どもは、生ま…
2011.5.18
「貯金が趣味」もいいけれど、若い人は知っているのだろうか?
1400兆円の個人金融資産の7割以上は、60歳以上の世代が持っているものと類推される。彼らの預貯金は国債の購入という形で国の借金に変わり、公共事業につぎ込まれる。その使われ方は周知のとおりだ。また、日本の将来に向けた新しい産業の創出に使われるわけではない。
一方で、これから日本に生まれてくる子供は、生まれた瞬間に900兆円の借金を背負うことになる。それは、あまりに不公平ではないだろうか?日本のお金の流れはおかしい。そしてそのツケは、若い人が負わされている。
マネックス松本大さんに話を聞きながら、日本のお金のいびつな構造をあきらかにし、将来に向けて警鐘を鳴らす。
上阪 徹
1400兆円といわれる日本の個人金融資産の8割は50歳以上の世代が持っていると類推される。一方で、これから日本に生まれてくる子どもは、生ま…
2011.5.18
上阪 徹
これまで、日本のお金のいびつな構造の問題点とその歴史的な背景を見てきた。そして、日本にも、お金の流れを変えようという動きはあったことを述べ…
2011.5.11
上阪 徹
みんなが銀行や郵便局への預貯金に励む日本では、金融の仕組みが極端な間接金融偏重になっている。このいびつな構造は、実は戦後、国策でつくられた…
2011.4.27
上阪 徹
現在、日本の個人金融資産は、預貯金の占める割合が極めて大きいが、戦前は銀行融資を中心とした「間接金融」と、株式や債券などへの投資を中心とし…
2011.4.20
上阪 徹
銀行にとって、預金者から預かったお金は、預金者からの借金ということになります。郵便貯金も同じです。この預貯金で、銀行や郵便局が国債を買って…
2011.4.13
上阪 徹
1400兆円の個人金融資産の7割以上を60歳以上の世代が持ち、一方でこれから日本に生まれてくる子どもは、生まれた瞬間に国家の借金900兆円…
2011.4.6