経営戦略(33) サブカテゴリ
三菱電機が昨年6月に、サイバー攻撃を受けていたことを明らかにした。関与が取りざたされているのは、中国系のハッカー集団。防衛や社会インフラに関する重要機密は流出していない、と発表されたが、これで安心するのは早計。彼らが「人材」に関する情報を抜き取ったのには、重要な意図がある可能性が高いからだ。

第111回
今月19日にスタートするNHK大河ドラマ『麒麟がくる』。本作の主人公は、本能寺の変を起こして主君・織田信長を討った明智光秀だ。忠実で頼りになる重臣だった光秀は、なぜ突然の謀反に至ったのか。二人の関係からは、現在の上司と部下が学ぶべき点も見えてきた。

日本から逃亡してレバノンで記者会見を開いたゴーン氏に対して、森雅子法務大臣が放った一言が、国際社会で「日本の司法制度の欠点を表している」と物議を醸している。この一言で、日本vsゴーンの第1ラウンドは、「日本の惨敗」が決定的となった。

第131回
オリンピックイヤーとなる2020年がスタートしました。中東情勢の緊迫化で、年初から世界経済は予断を許さない状況が続いています。2020年の景気はどうなるのでしょうか。昨年の数値を振り返りながら考えてみたいと思います。

政府が掲げる「2020年に外国人観光客4000万人」という目標に陰りが出ているが、その原因の一端は、日本の「多すぎるビジネスホテル」にある。外国人観光客の多くがビジネスホテルに泊まらざるを得ない現状が、リピーター予備軍である「親日外国人観光客」を失望させ、「観光公害」の原因にもなっている可能性がある。

第130回
2019年も残すところ数日となりました。この冬休みの間に、2020年の目標を立てる経営者は多いはずです。その際は、売上高や利益といった会社の目標だけでなく、経営者個人の目標を立ててください。経営者は従業員以上に、個人として会社にどう貢献するかが問われているからです。

秋元司衆議院議員の逮捕劇を巡って、永田町では「安倍・麻生」ラインが仕掛けたリークが発端だと噂されている。単なるデマだと笑い飛ばせないのは、最近、菅官房長官人脈への相次ぐ醜聞報道が起きているから。「安倍・麻生」vs「菅・二階」の戦いが勃発しているというのだ。

近頃、「人生100年時代」という言葉をよく聞く。昔のように60歳で定年を迎え悠々自適、という時代では、もはやない。長い人生を「幸せ」に生きるために、何を準備しておけばいいのだろうか。

「忘年会スルー」という言葉が、若い世代を中心に支持されている。しかし、今から80年以上前から、「忘年会のような無駄な慣習は止めよう」という考えはあった。戦後の食糧難の時期はもちろん、1955年にも国を挙げて忘年会を止めようというムーブメントがあった。それでもなお、日本人が「忘年会」に固執した理由はどこにあったのだろうか?

第129回
事業承継にM&Aを選択する中小企業経営者が増えてきました。自分の会社は売るなら高く売りたいものですが、そもそも「会社の値段」はどのように決まるのでしょうか。2通りの方法をご紹介します。

厚生労働省が「体罰」に関する指針案を発表したところ、日本の親たちから非難が続出している。要は「ときに厳しく体罰でしつけないと甘ったれになる」ということなのだが、これは世界的なトレンドからは大きく逆行した考え方だ。世界では今、親の裁量に任せると命を落とす子どもが後を絶たないということで、法律で禁止する国が急増しているのだ。

第109回
創業から60年以上が経ち、3000人を超える社員が在籍しているにもかかわらず、スタートアップのように社員が生き生きと働く会社が存在する。組織階層や組織図もなく、事業計画、長期予算といった当たり前の「管理」を一切行わない。そんな自由すぎる組織経営はどのように成り立っているのだろうか。

最近、企業などがネットで炎上した広告などを即座に撤回する、という動きが相次いでいる。これは一見、誠実な対応に見えるかもしれないが、場合によってはマイナスイメージに繋がったり、追及者に「勝利宣言」させるといった、「負け」につながる対応である。

第128回
経営者が「〇歳までに辞める」と、自ら定年を宣言することはよくありますが、実際のところ言葉通りに辞める人はほとんどいません。ただ、ある程度の年齢になれば、引退を考えなくてはならないでしょう。経営者は自らの「引き際」をどうやって決めるべきなのでしょうか?

がん治療の現場で、水戸黄門の印籠のように絶対のパワーを持っている「エビデンス」。がんの標準治療(手術、抗がん剤、放射線)はエビデンスがあるとされるが、それ以外は「怪しい治療」だと十把一絡げに否定されがちだ。

第108回
昨今、あらゆる企業において働き方改革が喫緊の課題だが、あまり改善が見られない企業も少なくない。そうした中で、年間にして1カ月分の労働時間短縮に成功し、まさに“有言実行”の働き方改革を行ったのが、味の素だ。なぜ、わずか4年で大胆な改革を実行できたのだろうか。

「桜を見る会」を巡る疑惑で一部マスコミが騒ぐ中、沢尻エリカ容疑者が薬物所持で逮捕された。「国民の目をそらすために芸能人を逮捕した」という陰謀論がまことしやかに流れるのは“お約束”だが、今回、目を疑ったのは首相経験者である鳩山由紀夫氏が、SNSでこの陰謀を事実であると認めたこと。鳩山氏は自身の発言の重みをわかっているのだろうか?

第127回
日本の各地に甚大な被害をもたらした台風19号から1ヵ月。被災地の状況が報じられる中で、企業の苦境も伝えられています。災害は予測不能なものですが、突然起こる危機に対して経営者が日ごろからどのように備えておくべきでしょうか?

働く女性に「メガネ禁止」の謎、ルーツは「社内結婚」促進のためか
ビジネスインサイダージャパンが出した、「働く女性にメガネ禁止」を強いる企業があるという記事に大反響が寄せられている。この謎ルールのルーツを辿ると、かつて「メガネをかけている」だけでお見合いを断られていた時代があったこと、そして社内結婚を企業が奨励していたことに行き当たる。

第107回
水不足、大気汚染、エネルギー問題…地球には解決の難しい根深い問題が多数ある。これらの問題解決へのカギとなるのがテクノロジーだが、これは必ずしも最先端の技術である必要はない。日本企業が持つ「忘れられた技術」が活躍することもあるのだ。
