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6月末の定期株主総会後に正式に東京電力ホールディングス会長に就任した川村隆氏。古巣の日立製作所が2008年度に7873億円という過去最大の最終赤字に陥った直後、会長兼社長に就任して経営再建を主導した経験を、東電立て直しにどう生かすのか。また最大の課題である原子力事業にどう手を加えるのか。
2017/7/22号
「あなたのお金」に重大な影響を及ぼす決定が、7月4日に公表されたのをご存じだろうか。金融機関の監督官庁である金融庁のトップ、森信親長官の続投が決まり、任期3年目を迎えたのだ。森長官は、あなたが資産を殖やしたり守ったりするための味方となる異例の長官なので、ぜひ注目してほしい。
FX(外国為替証拠金取引)取引で存在感を放っているGMOクリック証券の鬼頭弘泰社長(GMOクリックホールディングス社長)。人ができることは基本的にAI(人工知能)に置き換える時代に、証券会社が生き残るために必要となる力について語った。
システムエンジニア(SE)出身の変わり種で、数年前から「APIエコノミー」を標榜してきた、カブドットコム証券の齋藤正勝社長。「資産形成」や「国民総投資家」のような捉え方で銀行口座や保険並みに投資を浸透させるには、証券会社が黒子にならないかぎり無理、というのが持論だ。
老舗の松井証券の第4代社長に就任後、外交営業の廃止など業界の常識を覆す改革を次々に断行し、1998年には国内初の本格的なインターネット株取引を始めた松井道夫社長が、「ネットの本質」について語る。
ゴールドマン・サックス証券を飛び出し、1999年にソニーとの共同出資で現在のマネックス証券を創業した松本大会長(マネックスグループ社長)が、テクノロジーを使って投資分野において「新しい体験」を生み出すにはどうすればいいかを語る。
日本時間7月12日朝に米国でプレイボールとなったメジャーリーグ(MLB)のオールスター戦。はるか海を越えた日本、埼玉県越谷市の郊外にある野球用具メーカー「ベルガードファクトリージャパン」は、MLBのスター選手たちが愛用する防具を作っている。2012年に一度経営破綻して復活、メジャーリーガーたちからオファーが殺到する理由を永井和人社長が明かした。
金融庁が「貯蓄から資産形成へ」という方針を掲げているが、それを真に満たすサービスを手掛ける会社は、今まで日本になかった──。1999年に元住友銀行取締役の国重惇史氏に誘われる形で、現在の楽天証券(旧・DLJディレクトSFG証券)に入社し、事業拡大を推進してきた楠雄治社長が、日本における「資産形成ビジネス」の展望を語る。
京都市の米卸、京山が販売するコメの産地偽装疑惑を報じた本誌記事を受け、農林水産省は京山を検査したが、違法行為は「確認できなかった」。だが、疑惑が解消されたとは言えない。むしろ、京山の対応が新たな疑念を生んでいる。
日本のITレベルが20世紀で止まっている間に、中国は進化しまくっていた!キャッシュレス社会が到来し、日本よりもよほど便利な日常生活が送れるようになっていたのだ。産業界での革新も凄まじい。製造業からサービス業へ、模倣モデルからイノベーションモデルへと舵を切り、産業競争力も更に高まっている。
人類最強棋士相手に3連勝を飾った米グーグルの囲碁AI「アルファ碁」。10年先と言われていた人類に対するAIの完全勝利は、囲碁界に激震をもたらした。アルファ碁に揺れる囲碁界の現状を、大橋拓文六段が描く。
週刊ダイヤモンド7月15日号の第2特集「岐路に立つネット証券 トップ6人が語る未来像」に登場したネット証券経営者のインタビュー「拡大版」をお届けする。初回は、野村證券やソフトバンクを経て、一代で巨大な金融コングロマリットであるSBIグループを築いたSBI証券の北尾吉孝会長だ。
過去58年間、「平和学」という道なき道を切り開いてきたノルウェーのヨハン・ガルトゥング博士。この6月、彼の平和学の考え方のエッセンスを凝縮した『日本人のための平和論』が緊急出版された。1968年の初来日以来、50年近く東アジア情勢の行方に関心を持ち続けている。その根底にある、ベーシックな問題意識などを聞いてみた。
ユニクロブランドを擁するファーストリティリングが東京・有明の物流倉庫を拠点に大変革を行っている。ところがその有明が今、「大混乱」に陥っているという。一体何が起きたのか、柳井正会長に直撃した。
7月8日号(7月3日発売)の『週刊ダイヤモンド』は、碁界の国内最強棋士、井山裕太六冠(28歳)と中学生プロ将棋棋士である藤井聡太四段(14歳)の初対談を全10ページで独占掲載した。リアルな棋士人生を語る端々に両者の志が現れた対談は、何かを成したいと望む者に大いなるヒントを与えてくれる。
週刊ダイヤモンド7月1日号の第二特集では、「『新星』続々誕生!白物家電の逆襲」を掲載しました。大手家電メーカーの寡占状態にあるかと思われた白物家電市場に続々登場した新規参入企業が、市場そのものも変えつつあります。その『新星』の1社であるバルミューダ。寺尾玄社長のインタビュー拡大版を掲載します。(「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)
東電HD新社長に聞く、柏崎刈羽原発再稼働へのスタンス
東京電力ホールディングスの新体制が発足した。小早川智明新社長は柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を最大のミッションとして課されている。
2017/7/1号
睡眠には不眠による病気のリスクから身を守るための「守る睡眠」、そして仕事や勉強の効率を高めるための「攻める睡眠」がある。寝付けないときの対処法と、仮眠を有効に取るためのコーヒー活用術を紹介しよう。
日本で最も人気があるスポーツである野球。国内野球用品市場では、ミズノが長らく難攻不落のシェアを築いてきたが、2020年開催の東京五輪を前にして、アシックスが牙城を崩さんと攻勢をかけている。
公共の場に宅配ロッカー、ヤマトと日本郵便の足並み揃わず
2割に上る再配達を減らす策として、注目を集めるのが宅配ロッカーだ。住宅に備え付けのものとは別に、駅やスーパーなど公共の場所で、24時間受け取れるタイプの設置が進み始めた。