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北朝鮮のミサイル挑発、中国の海洋進出──。日本の安全保障が脅かされるような緊迫した事態が続いているにもかかわらず、日本の防衛政策をあずかる防衛省・自衛隊は内輪揉めを繰り返している。これでは、とても日本の有事を守れる体制にない。日本の「防衛力」は危機的状況にある。

2002年、かつて日本最大級の規模を誇った祖業の造船事業を切り離し、すっかり環境エンジニアリング会社の色が濃くなった日立造船。5月に新長期ビジョンと新中期経営計画を打ち出した谷所敬社長に、今後の成長戦略を聞いた。

2017/8/12・8/19号
介護保険制度は、体が衰えていくシルバーエージが“自分らしく”生きるために整えられた“共助”の制度だ。ところが、いま、国がどんな美辞麗句でお化粧を施しても、利用者からすれば、総じて“改悪”としか言いようのない制度改革がひっそりと進んでいる。

歌に音階があり、英語に文法があるように、実は、仕事にもきちんと確立された方法がある。それがロジカルシンキングや問題解決法、フレームワークというものだ。家事にその手法を持ち込み、今年3月に「ロジカル家事」を出版した経済評論家の勝間和代氏(元マッキンゼー)に、日常的な論理的思考の方法や効率的な家事の進め方などを聞いた。

歌に音階があり、英語に文法があるように、実は、仕事にもきちんと確立された手法があります。それは、ロジカルシンキングや問題解決法、フレームワークというもので、いってみれば、“仕事の技術”ですが、一部の大学などを除き学校では教えてくれません。

全国「水道危険度」ランキング!あなたの街は大丈夫?
あなたの住んでいる街の水道は大丈夫? 週刊ダイヤモンド7月29日号の第2特集「水道クライシス!!」では本邦初の「全国水道危険度ランキング」を掲載した。ここでは、その一部を掲載する。

2017/7/29号
最強の企業集団とされる三菱グループで今、異変が起こっている。御三家の一角、三菱東京UFJ銀行の頭取が在任1年余りで異例の退任となったのだ。背景には「組織の三菱」のゆがみが生んだ「院政」の影がちらつく。

あなたの住んでいる街の水道は大丈夫? 週刊ダイヤモンド7月29日号の第2特集「水道クライシス!!」では本邦初の「全国水道危険度ランキング」を掲載した。ここでは、誌面に載せきれなかった部分を含め、全ランキングを掲載する。

世界最大の農薬メーカーでありながら、日本では農業関係者以外に知られていないシンジェンタ。世界規模で進行する化学業界の合従連衡の流れの中で、同社は米国の有力メーカーと組まず、あえて中国の国営化学会社の傘下に入る道を選択した。

6月末の定期株主総会後に正式に東京電力ホールディングス会長に就任した川村隆氏。古巣の日立製作所が2008年度に7873億円という過去最大の最終赤字に陥った直後、会長兼社長に就任して経営再建を主導した経験を、東電立て直しにどう生かすのか。また最大の課題である原子力事業にどう手を加えるのか。

2017/7/22号
「あなたのお金」に重大な影響を及ぼす決定が、7月4日に公表されたのをご存じだろうか。金融機関の監督官庁である金融庁のトップ、森信親長官の続投が決まり、任期3年目を迎えたのだ。森長官は、あなたが資産を殖やしたり守ったりするための味方となる異例の長官なので、ぜひ注目してほしい。

FX(外国為替証拠金取引)取引で存在感を放っているGMOクリック証券の鬼頭弘泰社長(GMOクリックホールディングス社長)。人ができることは基本的にAI(人工知能)に置き換える時代に、証券会社が生き残るために必要となる力について語った。

システムエンジニア(SE)出身の変わり種で、数年前から「APIエコノミー」を標榜してきた、カブドットコム証券の齋藤正勝社長。「資産形成」や「国民総投資家」のような捉え方で銀行口座や保険並みに投資を浸透させるには、証券会社が黒子にならないかぎり無理、というのが持論だ。

老舗の松井証券の第4代社長に就任後、外交営業の廃止など業界の常識を覆す改革を次々に断行し、1998年には国内初の本格的なインターネット株取引を始めた松井道夫社長が、「ネットの本質」について語る。

ゴールドマン・サックス証券を飛び出し、1999年にソニーとの共同出資で現在のマネックス証券を創業した松本大会長(マネックスグループ社長)が、テクノロジーを使って投資分野において「新しい体験」を生み出すにはどうすればいいかを語る。

日本時間7月12日朝に米国でプレイボールとなったメジャーリーグ(MLB)のオールスター戦。はるか海を越えた日本、埼玉県越谷市の郊外にある野球用具メーカー「ベルガードファクトリージャパン」は、MLBのスター選手たちが愛用する防具を作っている。2012年に一度経営破綻して復活、メジャーリーガーたちからオファーが殺到する理由を永井和人社長が明かした。

金融庁が「貯蓄から資産形成へ」という方針を掲げているが、それを真に満たすサービスを手掛ける会社は、今まで日本になかった──。1999年に元住友銀行取締役の国重惇史氏に誘われる形で、現在の楽天証券(旧・DLJディレクトSFG証券)に入社し、事業拡大を推進してきた楠雄治社長が、日本における「資産形成ビジネス」の展望を語る。

京都市の米卸、京山が販売するコメの産地偽装疑惑を報じた本誌記事を受け、農林水産省は京山を検査したが、違法行為は「確認できなかった」。だが、疑惑が解消されたとは言えない。むしろ、京山の対応が新たな疑念を生んでいる。

日本のITレベルが20世紀で止まっている間に、中国は進化しまくっていた!キャッシュレス社会が到来し、日本よりもよほど便利な日常生活が送れるようになっていたのだ。産業界での革新も凄まじい。製造業からサービス業へ、模倣モデルからイノベーションモデルへと舵を切り、産業競争力も更に高まっている。

人類最強棋士相手に3連勝を飾った米グーグルの囲碁AI「アルファ碁」。10年先と言われていた人類に対するAIの完全勝利は、囲碁界に激震をもたらした。アルファ碁に揺れる囲碁界の現状を、大橋拓文六段が描く。
