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慶應義塾大学卒の銀行人事担当者はある晩、気になる場面に出くわした。会社近くの飲み屋に入ったところ、東京大学、一橋大学、早稲田大学、そしてわが慶應大というバラバラの大学出身者が、行内の所属部署も異なるのに、それはもう親しげに、楽しげに、語らい合っていたのである…。
慶應義塾大学卒の銀行人事担当者はある晩、気になる場面に出くわした。会社近くの飲み屋に入ったところ、東京大学、一橋大学、早稲田大学、そしてわが慶應大というバラバラの大学出身者が、行内の所属部署も異なるのに、それはもう親しげに、楽しげに、語らい合っていたのである…。
英ロイズのアムリンを買収し、グループの成長と効率化を進めているMS&ADインシュアランスグループホールディングス。柄澤康喜社長に今後の戦略を聞いた。
医療事業を売却し、半導体と原子力をコア事業としてグループを支える体制を敷いた東芝。その半導体事業が好調だ。主力のNAND型フラッシュメモリーは、スマートフォン向けだけでなく、世界中で増強投資の進むデータセンターのサーバー向けの需要が急増している。新技術の3次元(3D)フラッシュメモリーの量産を早期に軌道に乗せることが不可欠だが、先行するサムスン電子に追い付けるか。成毛康雄副社長に聞いた。
東芝の原子力事業は、フラッシュメモリーと並ぶ中核事業だ。2016年3月期に米子会社ウエスチングハウス(WH)ののれん代2500億円の減損損失を計上して出直しを図っている。WH製の原発は米国と中国で計8基を建設中。2030年度までに新規受注65基の目標の根拠は何か。WH会長で、東芝のエネルギーカンパニー社長のダニー・ロデリック氏に聞いた。
16/11/12号
日本のビジネスマンは日頃から疲労を感じているのではないだろうか。「週刊ダイヤモンド」が3000人を対象にアンケートを実施、疲労の実態について探ってみたところ、実に82.6%の人たちが「日常生活で疲労を感じている」と回答した。
昨年初からのお家騒動に裏金疑惑が拍車を掛け、不安を抱えるロッテ社員たち。社内では恐怖政治がはびこり、多くの社員が萎縮しているという。一連の騒動を、社内から冷静に観察してきた日本の現役社員が、ロッテの内情をぶちまけた。(対談内容を本誌編集部で再編集)
現在、経営再建の途上にあることから明るい話題が少ない日本板硝子グループで、異彩を放っている子会社がある。1934年(昭和9年)に創業されたカガミクリスタルは、今では日本の皇室が認めた最高級のクリスタル・ガラスを製造する唯一の存在である。
16/11/05号
現在、格安スマホは大手通信事業者に代わる新たな選択肢として、完全に市民権を得ている。ただ、いくら格安スマホが普及段階に入ったとはいえ、まだよく分からないという人もいるだろう。そこであらためて、格安スマホの基本について説明しよう。
16/10/29号
川崎・登戸駅前店は、セブン-イレブンの売り場改革を先導する“実験店”だ。コンビニが得意な「現在売れているモノ」の把握ではなく、その背後にある「コト」を追求。その将来のニーズから売り場を発想し、実験・検証する──。
16/10/22号
一流企業の重役たちが口を揃える。「これから会社を辞める後輩たちは、私がもらった退職金額を望むことはもうできない」と──。企業が定年退職を迎えた社員たちに支払う退職金。その金額が減少し続けているという。
京都市北区鷹峯町。金閣の北側にある広大な敷地で、「アマン京都」構想が進行している。この構想が最初に明らかになったのは10年も前のことで、予定通り08年に開業していれば、日本初のアマンリゾートになるはずだった。
若手のときは活躍していたのに、30代も半ばを超えてから急に伸び悩む。そんなビジネスパーソンが周囲にはいないだろうか。それは自分のやり方が正しいと思い込み、成長する機会を失って「自己流の壁」にぶつかっているからだ。そう看破するのが、「自分自身もそうだった」と振り返る、アニメプロデューサーの石井朋彦氏(39歳)である。
10月3日夜、日本人4人目となるノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏が「週刊ダイヤモンド」のインタビューに応じ、受賞の喜びを語るとともに、日本の基礎研究軽視の風潮に警鐘を鳴らした。
16/10/08号
「怖い。もう辞めさせてほしい」。不動産会社の役員として働く傍らで、個人会社も営む加藤明氏(仮名、50代)が、電話口でおびえた声を聞いたのは今年春のことだ。電話の主はシンガポール在住の田中大輔氏(仮名、40代)だった。
小説の舞台は、埼玉県行田市にある足袋業者「こはぜ屋」。百年の歴史を持つ老舗だが、業績はジリ貧の零細企業だ。その現状を打破するために、足袋作りのノウハウを生かしたランニングシューズ「陸王」の開発という新規事業に挑むことを、社長の宮沢紘一が決心することから物語は始まる。
16/10/01号
世界中の視線がリオデジャネイロオリンピックに注がれていた8月上旬。オーストリアのザルツブルクでは世界有数の音楽祭が幕を開け、ネスレ主催の晩餐会が催されていた。同社は音楽祭の有力なサポーターであり、現地には大勢のネスレ関係者や招待客の姿があった。
長編アニメーション映画『君の名は。』の勢いが止まらない。8月26日の公開から3週間あまりで興行収入は91億円を超え、100億円の大台突破も確実視されている。新海誠監督に、映画大ヒットの要因について話を聞いた。
長編アニメーション映画『君の名は。』の勢いが止まらない。8月26日の公開から3週間あまりで興行収入は91億円を超え、100億円の大台突破も確実視されている。新海誠監督に、映画大ヒットの要因について話を聞いた。
16/9/24号
歌舞伎が誕生して400年、松竹が興行として手掛け始めて100年余りが経過した。伝統芸能である歌舞伎を長年支え続けてきた松竹は、いかにして「興行」として成立させてきたのか。その知られざるビジネスモデルに迫る。