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2015年10月に子会社で杭工事の施工データ改ざん問題が発覚した旭化成。同社は約30年続く“院政経営”から卒業し、社長に権限を集中させようという経営改革のただ中にあったが、改革の象徴だった浅野敏雄前社長は騒動に区切りを付けるべく辞任した。院政脱却は成功するのか。4月に社長に就任した小堀秀毅氏に聞いた。

クレジットカードの取扱高において、前年同期比20%超の成長を見せている楽天カード。業界全体の取扱高の伸びが5~8%程度に留まる中、何がその成長力の源泉となっているのか、経営トップに聞いた。

16/8/13号
「見た目は閑静な住宅街でも、実際は空き家ばかりですよ……」東京都多摩市の郊外型高級住宅地、聖蹟桜ヶ丘──。スタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」の舞台となった高台の街、と聞けばピンとくる人も多いだろう。

容疑者の逮捕や交通死亡事故の撲滅などを目指し、日々、努力している警察。だが、都道府県の警察本部によって、その“実力”には大きな差があるようだ。

容疑者の逮捕や交通死亡事故の撲滅などを目指し、日々、努力している警察。だが、都道府県の警察本部によって、その“実力”には大きな差があるようだ。

エープリルフールの2016年4月1日。西口洋平(37歳)はフェイスブック上で、最も進行した「ステージ4」の胆管がんであることを公表した。重たくならないようにこの日を選び、明るく軽快な文章でつづった。

スタントンチェイスグループは、企業のトップに就くような人材をスカウトして、顧客に紹介するヘッドハンティング会社。業界を揺るがすようなトップ人事の裏側で黒子として活躍する、知る人ぞ知る企業を率いるチェアマンに話を聞いた。

昨年9月、医薬・農薬大手の独バイエルから素材科学事業が分離し、別会社として業務を開始した。その名もコベストロ。今はまだバイエルから64%出資を受けているものの、将来的には完全独立する予定だ。そんなコベストロの最高財務責任者(CFO)、フランク・H・ルッツ氏に、分離前後で変わったことや、自動車のシートなどになるポリウレタン原料や、DVDの材料などとして使われるポリカーボネートといった汎用品の事業分野で勝ち残るための戦略を聞いた。

16/7/31号
「警察が何でもできる時代がやって来た」。今年5月、ある県の警察本部の刑事は、国会で一つの法案が可決されたことを受けてこう語った。その法案とは、刑事司法改革関連法案。柱となるのは、刑事訴訟法の改正だ。

ソフトバンクが3.3兆円で買収を決めた英ARMは、半導体市場で影の主役として君臨する企業だ。スマートフォンに搭載される半導体の約9割にARMの技術が使われるなど、圧倒的な存在感を誇っている。この知られざる黒子企業に迫った「週刊ダイヤモンド」2014年5月24日号の特集を再掲載する。

ソフトバンクが3.3兆円で買収を決めた英ARMは、半導体市場で影の主役として君臨する企業だ。スマートフォンに搭載される半導体の約9割にARMの技術が使われるなど、圧倒的な存在感を誇っている。この知られざる黒子企業に迫った「週刊ダイヤモンド」2014年5月24日号の特集を再掲載する。

16/7/23号
アルフレッド・アドラー。おそらく数年前まで、この名前も、彼が創始した「アドラー心理学」についても、日本ではほとんど知られていなかったのではないだろうか。それが一躍、日本でも知られるようになったのは、2013年刊行の『嫌われる勇気』が、100万部を超える大ベストセラーとなって以降だ。

参院選で日本共産党は期待したほどに党勢拡大を果たすことができなかったが、まさかの“野党共闘”にこぎつけた日本共産党とはどのような政党なのか。志位和夫委員長は、どのような人物なのかに迫る。

昨年来の人民元安、株価下落を端緒に、中国経済の減速が、世界経済の最大のリスク要因の一つとみなされている。ここで中国研究者が示さなければならないのは、どの程度のどのような成長率の低下が妥当なものであるかの判断材料の提供である。

世間では優良企業の代表選手とされた世界一のガラスメーカー・旭硝子。だが、若手社員の断続的な流出に頭を悩ませ、米ウォルト・ディズニーのアイディア創出法をアレンジして導入するなど、閉塞感と向き合う企業の実像が浮き彫りになった。

16/7/16号
英国のEU離脱はリーマンショックに匹敵するのかと問うと、金融業界関係者の間からは冷静な声が返ってくるが、中には「第一波を上回る下落が最低2回は金融市場を襲う可能性がある」と説く識者もいる。決して安心はできないのだ。

16/7/9号
今、落語界を取り巻く環境は激変している。東京の四つの定席(365日、休まず落語の公演をしている寄席)以外にも、初心者向けの落語会や「らくごカフェ」など、落語を聴ける場所が増えているのだ。落語の話し手である落語家たちの環境も大きく変わっている。x

震災から五年が経ち、ホールディングカンパニー制への移行と電力自由化という一大イベントを経た今、東電はいかに変わったのか。英原子力公社会長を務めるなど原子力産業に明るく、コーポレートガバナンスの専門家として震災後に招聘されたバーバラ・ジャッジ氏に話を聞いた。

16/7/2号
一時は経営危機のドン底にあったUSJは、2014年に社運を懸けた目玉プロジェクト「ハリー・ポッター」で完全復活。この「賭けに勝った」裏には、“魔法”と違って、確率・統計を駆使した数学マーケティングという種も仕掛けもあったのだ。

英国でEU(欧州連合)残留の是非を問う国民投票が23日に行われる。残留派と離脱派の争点はどこなのか、もし離脱派が勝利したら、何が起こるのか。簡単にまとめてみよう。
