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第233回
物価上昇に賃金の伸びが追い付かず、実質賃金の低下が家計を直撃した。アベノミクスでわれわれの生活は豊かになったのか。株価が上がっただけで、人々の生活は良くなっていない──。実質賃金(名目賃金を物価上昇率で割ったもの)は2013年7月以降、15カ月連続して10年の水準を下回っている。
14/12/13号
大義なき選挙と批判される今回の解散総選挙。識者たちはこの「平時の乱」をどう評価しているのか。安倍首相の真の狙いとは何なのだろうか。後藤謙次氏、大前研一氏らの意見を聞きながら、国民不在の解散総選挙に揺れる日本で我々が考えるべき「真の争点」を炙り出す。
第233回
コンセントやスイッチなど電気を使えるようにする「配線器具」で世界有数のメーカーでありながら、長らく国内市場がメインだったパナソニック・エコソリューションズ社(母体は旧松下電工)。2012年1月にパナソニックの社内カンパニーとして再出発してからは、海外展開を加速させている。現在、エコソリューションズ社を率いる吉岡社長に問題意識を聞いた。
第15回
6月5日の追加緩和パッケージで、いよいよ“弾切れ”に陥ったECB。最後に残されたカードは量的緩和(QE)だが、ECBにはこれに踏み込みにくい特殊な事情がある。
第14回
ECB(欧州中央銀行)が、長期停滞に陥る“日本化”のイメージ払拭に躍起になっている。バブル崩壊後の日本と同様、通貨高と低インフレの長期化に苦しんでいるのだ。
14/12/6号
今、日本の不動産市場が久方ぶりのバブルに酔いしれている。東京五輪の開催、海外投資家の熱い視線、政府や日本銀行による強力な後押し──。これらが相俟って、東京を中心に再開発の大波が押し寄せている。不動産会社とゼネコンの業績は好調だが、権力争いも過熱している。
第232回
次世代車(エコカー)の歴史に新たな1ページが刻まれた。11月18日、ついにトヨタ自動車が世界初の燃料電池車(FCV)、「MIRAI(ミライ)」の市販日を公表したのだ。年内の12月15日に販売を開始する。水素と酸素の化学反応によって作り出す電気で、モーターを回して走る「ミライ」。当初から開発に携わってきたトヨタのエンジニアに、今の率直な気持ちから、開発秘話までを語ってもらった。
第231回
農家は特権階級といったら驚くだろうか。実は彼らは税制などさまざまな面で優遇されている。農政改革が進む一方、農家がむさぼるおいし過ぎる特権は変わらぬままだ。
14/11/29号
失敗を繰り返してきた企業による農業参入。その教訓から、生産は農家に任せる「分業制」が確立されていたが、農業再生につながる新たなビジネスモデルを打ち出す企業も出て来た。農業をめぐって企業がかつてない動きを見せているなか、農業再生の最前線を追った。
13/11/22号
日銀の追加緩和と消費増税の先送り観測で、相場が沸き返っている。これを機に、投資を始めようという人も多いだろう。だがまずは投資の基本をしっかり押さえるべきだ。浮き足立ってはけがをする。「いま買っていい株」「買ってはいけない株」をしっかり見据えよう。
第230回
敵への首切りや奴隷制の復活など過激な行為で、世界中でニュースとなっているイスラム教過激派組織「イスラム国」。彼らが勢力を伸ばしているのは、「アラブの春」以降に内政が混乱したシリアとイラクで、現在も米国による空爆など激しい戦闘が続いている。週刊ダイヤモンドでは、11月15日号の第1特集「ビジネスマンの必須教養 『宗教』を学ぶ」で、内戦下のシリアで、戦闘に参加したり、反政府組織に接触した若者たちに座談会を掲載した。ここでは、誌面に納めきれなかった、若者たちの目で見たシリアと反政府組織の“実像”を3回にわたって紹介。今回は3弾目をお届けする。
第229回
敵への首切りや奴隷制の復活など過激な行為で、世界中でニュースとなっているイスラム教過激派組織「イスラム国」。彼らが勢力を伸ばしているのは、「アラブの春」以降に内政が混乱したシリアとイラクで、現在も米国による空爆など激しい戦闘が続いている。 週刊ダイヤモンドでは、11月15日号(11月9日発売)の第1特集「ビジネスマンの必須教養 『宗教』を学ぶ」で、内戦下のシリアで、戦闘に参加したり、反政府組織に接触した若者たちに座談会を掲載した。ここでは、誌面に納めきれなかった、若者たちの目で見たシリアと反政府組織の“実像”を、3回にわたって紹介。今回は第2弾をお届けする。
第228回
敵への首切りや奴隷制の復活など過激な行為で、世界中でニュースとなっているイスラム教過激派組織「イスラム国」。彼らが勢力を伸ばしているのは、「アラブの春」以降に内政が混乱したシリアとイラクで、現在も米国による空爆など激しい戦闘が続いている。週刊ダイヤモンドでは、11月15日号の第1特集「ビジネスマンの必須教養 『宗教』を学ぶ」で、内戦下のシリアで、戦闘に参加したり、反政府組織に接触した若者たちに座談会を掲載した。ここでは、誌面に納めきれなかった、若者たちの目で見たシリアと反政府組織の“実像”を、3回にわたって紹介する。
第277回
2014年7月、米「ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)」の電子版が配信した記事が、宗教関係者の耳目を集めた。 「グーグルは神に取って代わっているのか」
14/11/15号
無宗教国家の日本からは見えてこない現実が、世界にはある。国際社会において宗教は必須の教養だ。世界の宗教について比較研究を行い、ベストセラー『ふしぎなキリスト教』の共著者でもある社会学者の橋爪大三郎氏が、宗教を学ぶ意義を説いた。
第276回
週刊ダイヤモンド11月1日号で既報の通り、米アップルを1次サプライヤーの島野製作所が独占禁止法違反と特許権侵害で訴えた。アップルの資材調達担当者が島野に送ったとされるメールの文面からは、数年に及ぶアップルとの生々しいやり取りと、島野が訴えるに至った背景が見て取れる。
第275回
10兆円もの天文学的数字に達した介護保険料。右肩上がりの裏には、介護事業者による過剰サービスはもちろん、福祉施設に高齢者を“売る”ブローカーまで暗躍する膨大な無駄がある。
14/11/8号
介護給付の拡大が止まらない。今や10兆円に達し、2025年度には21兆円まで拡大する見通しだ。このままでは制度の維持が困難とみた国は、スタートから16年目の来年、介護保険制度の大改革に乗り出す。大きな制度改革が行われようとしているなか、高齢者は追い詰められている。
第274回
海外旅行や出張の際、長時間のフライトはとかく退屈になりがちだ。しかし、実は今、機内で提供される酒は充実してきており、特にJALの機内では、入手困難な“幻の日本酒”が並ぶ。
14/11/1号
酒の消費量が減少を続ける中、飲み手の嗜好も大きく変化している。ビールから消費者が流出し、消費構造が変化を続けている。一方、世界へ打って出るメーカーには、"希望の光"が見えてきた。変わる「ニッポンの酒」「ニッポンの飲み方」を追跡する。