週刊ダイヤモンド編集部
第30回
過払い金の支払いや貸金業法の改正によって追い込まれていたアイフルが、同業の武富士の破綻によりさらに打撃を被った。資本的な余力も乏しく、まさに綱渡りの状況が続く。

第56回
この春から始まった大阪百貨店戦争の主役と見られてきたJR大阪三越伊勢丹だが、開業後に客の支持を得たのは、無名に等しかった隣の専門店ビル「ルクア」のほうだった。

第436回
ハイブリッド車戦争の後に控える完成車と基幹部品の海外本格移転
トヨタはプリウスαを5月に、ホンダは6月にフィットシャトルハイブリッドを発表。これまでハイブリッド車といえば、セダンが主流だったが、両社とも初の実用的なワゴンタイプ投入にかける。

11/07/02号
東日本大震災で見直される伝統宗教の世界あなたの知らない「仏教」「神道」を大解剖!
いにしえの時代から、人々の心の支えとなってきた仏教と神道。東日本大震災後に不安定な世相が広がり、伝統宗教にまわつわる様々な催しが開かれる今年、仏教とは何か、神道とは何かを、いま一度じっくり見直してみましょう。

第435回
東芝のランディス買収で進む経産省の日の丸製造業復活構想
パナソニックやトヨタ自動車が興味を示すのは、東芝が5月に買収することを決めたスイスのランディス・ギア社と、この案件に追加出資を決めている産業革新機構の動きだ。

第611回
苦境に立たされる居酒屋“昼宴会”で顧客を創造
若者の酒離れや飲酒運転の罰則強化などにより、居酒屋業界の市場は1990年代前半から減少傾向にある。そんな中、居酒屋が場所をただ遊ばせておきがちな昼間も、稼働率アップを目指すうえで見過ごせない時間帯となってきた。

第434回
製造業界の不満爆発で大逆転IFRSの強制適用を先送り
日本ではもはや“既定路線”と見られていたIFRS(国際会計基準)の強制適用が見送られ、大きな波紋を呼んでいる。形勢が逆転した最大の要因は、米国のスタンスが一転したことだ。

第610回
東京電力の株主総会控えるプリンスホテルが頭を痛める室温28度の「節電対策」
6月21日から29日に集中している今年の株主総会。なかでも最も注目されるのが28日の東京電力だ。会場となるホテルの宴会場もピリピリムードに包まれている。特に悩ましいのが空調問題だ。

第152回
世界初の最新鋭端末を、従業員数わずか25人のベンチャー企業が世に送り出した。

第609回
氷河期フリーターが40代に混迷極める若年層の雇用問題
就職氷河期の第1期生が、40代の大台に乗る。望んでも正社員になれなかった彼らが、フリーターなどの非正規労働市場へ流入し、ワーキングプア(働く貧困層)として社会問題化したことは周知の事実である。

第608回
PFI法改正で国内に巨大市場第1弾の仙台空港狙う金融業界
政局が混乱を極めた5月下旬、ひっそりとある法案が可決された。成立したのは、改正PFI法。金融業界が虎視眈々(たんたん)と狙ってきた巨大市場が、国内に立ち上がろうとしている。

第29回
政府高官が発した「債権放棄」のひと言が銀行業界を揺るがしている。対象は東京電力向け融資。本誌で債権放棄が実施された際のインパクトを試算したところ、衝撃の結果が導き出された。

第127回
2011年4月に証券取引法違反で実刑が確定し、6月20日に東京高検に出頭、収監された元ライブドア社長堀江貴文氏。その堀江氏は2011年6月9日、中村伊知哉・慶応大学教授の招きにより、慶應大学学生の前で収監前としては“最後の授業”を行った。

2011/06/20
消えた被災者支援用の“神のコメ”行方は神社本庁職員の胃袋へ
神社界のトップに立つ伊勢神宮が、東日本大震災の被災地へ送った“特別なコメ”を、全国約8万の神社を管理・指導する立場の神社本庁の職員が無料で食べていたことが本誌の取材で分かった。

第55回
昨秋、尖閣諸島問題を機に日中関係が悪化し、中国はレアアースの禁輸に踏み切った。輸出再開とともにレアアース危機は収束したかに見えたが、今度はレアアース価格が高騰し、日本が輸入できない事態に陥っている。

第433回
外食各社のコーヒー値上げをドトールが静観できる理由
コーヒーの値上げに踏み切る外食企業が後を絶たない。スタバやマックは値下げを決めた商品もあることから、今回の値上げが価格戦略全体の見直しであることを強調する。が、その背景にはコーヒー豆の価格高騰というやむをえない事情もある。

11/06/25号
厳しい時代だからこそ学校選びが重要に!「激変! 中高一貫校・高校ランキング」
大学生の就職難が深刻化するこの時代、よい大学に入りよい就職先を見つけるためには、中学・高校から将来に役立つ教育を施すことが重要です。そこで本特集では、「本当に子どもの力を伸ばしてくれる学校」を徹底分析してお届けします。

第432回
中国メーカーが追い風太陽電池ビジネス狙うダイキン
世界的な太陽電池市場の躍進に伴って、ダイキン工業は一見関係のなさそうなフッ素化学事業の拡大を目論んでいる。

第607回
IAEA事故報告書で浮かぶ「原発国営化」の現実味
原子力発電事業のリスクは、もはや電力会社が取ることのできる範囲を超え、原子力発電所の国営化が現実味を帯びてきた。

第431回
震災直後も外資ファンドが大金投入急成長する大型高機能倉庫
日本の物流施設に注目しているのはラサールだけではない。ここ数年、オフィスビルや住宅への投資が停滞していた中でも、シンガポール系ファンドなど海外勢は物流施設への投資を活発化していた。その勢いは震災を経ても止まることはなさそうだ。
