真壁昭夫
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真壁昭夫

多摩大学特別招聘教授

1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。

第166回
もう従来の「資源ナショナリズム」では説明がつかない?原油・穀物の高騰が暗示する新たな“パラダイムシフト”
真壁昭夫
原油や穀物の価格が急上昇し、世界経済への影響が懸念されている。この状況は、産出国の「資源囲い込み」に世界的な政情不安が拍車をかけたとする定説だけでは、説明がつかない。背景には世界的な「パラダイムシフト」がある。
もう従来の「資源ナショナリズム」では説明がつかない?原油・穀物の高騰が暗示する新たな“パラダイムシフト”
第165回
アラブ諸国の混乱に加えて欧州のソブリンリスクまで!バッド・タイミングが再来させる「信用収縮の悪夢」
真壁昭夫
アラブ諸国の政治不安は、原油をはじめとする資源価格の高騰を招いている。タイミングが悪いことに、足もとでは欧州のソブリンリスクも顕在化している。世界の金融市場には、信用収縮の悪夢が再来するかもしれない。
アラブ諸国の混乱に加えて欧州のソブリンリスクまで!バッド・タイミングが再来させる「信用収縮の悪夢」
第164回
相次ぐ市民革命が露呈した「間接民主主義の限界」21世紀型“直接民主主義”は本当に実現するか?
真壁昭夫
エジプトのムバラク政権を崩壊させた市民革命の熱は、方々に飛び火している。奇しくもそれは、「間接民主主義」の限界を露呈した。今後、次世代技術を使った21世紀型の「直接民主主義」は、世界に根付いていくだろうか?
相次ぐ市民革命が露呈した「間接民主主義の限界」21世紀型“直接民主主義”は本当に実現するか?
第163回
新日鉄と住金の合併を促した資源争奪戦の熾烈日本企業の戦略的再編はまだ「W杯予選」レベル?
真壁昭夫
グローバル競争が激化し、戦略的な企業再編の重要性が増すなか、日本ではまだ欧米的なM&Aに抵抗感を持つ企業が多い。今回新日鉄・住金の合併話は、そんな日本の産業界に新たな意識を芽生えさせる可能性がある。
新日鉄と住金の合併を促した資源争奪戦の熾烈日本企業の戦略的再編はまだ「W杯予選」レベル?
第162回
誰も気づかない「エジプト政変」のマグニチュード衝撃度は欧州リスクや新興国のインフレに匹敵か?
真壁昭夫
相次ぐアラブ諸国の政変が飛び火し、エジプトではムバラク政権に対する大規模なデモが起きている。新・新興国として重視される同地域の不安定化は、世界経済の行方に想像以上の衝撃をもたらす可能性が高い。
誰も気づかない「エジプト政変」のマグニチュード衝撃度は欧州リスクや新興国のインフレに匹敵か?
第161回
復活のGMが再燃させる「世界自動車戦争」の予兆日本メーカーは“頼み”の新興市場を守り切れるか?
真壁昭夫
新生GMが“復活”をアピールしている。新興市場戦略が効を奏して、2010年の新車販売台数は世界首位のトヨタに肉薄する勢いだ。日本メーカーを脅かす「自動車戦国時代」が、新興市場を中心に再び幕を開けようとしている。
復活のGMが再燃させる「世界自動車戦争」の予兆日本メーカーは“頼み”の新興市場を守り切れるか?
第160回
与謝野馨大臣の生き方に見る「政治家の美学」日本再生への情熱は“剣が峰”を越えられるか?
真壁昭夫
経済財政担当大臣として、菅政権へのサプライズ入閣を果たした与謝野馨氏に、民主党内外から批判が集まっている。与謝野氏が胸に秘める「政治家の美学」は、「鞍替え批判」を吹き飛ばし、日本再生への布石を打つことができるだろうか?
与謝野馨大臣の生き方に見る「政治家の美学」日本再生への情熱は“剣が峰”を越えられるか?
第159回
「タイガーマスク運動」は本当にただの自己満足か?“伊達直人”的心理に潜む子ども世代への罪滅ぼし意識
真壁昭夫
児童養護施設の子どもたちへ匿名でランドセルなどの寄付を行なう「タイガーマスク運動」が、全国で盛り上がっている。この社会現象の背景には、単なる慈善心や自己満足に留まらない、現代人の心理が見え隠れする。
「タイガーマスク運動」は本当にただの自己満足か?“伊達直人”的心理に潜む子ども世代への罪滅ぼし意識
第158回
語学力や海外経験に乏しい若者はもう就職できない?企業の“グローバル化”が日本の雇用にもたらす功罪
真壁昭夫
日本企業にとって“グローバル化”は、もはや避けて通れない道だ。しかし、英語の社内公用語化や留学生の採用などがますます進めば、日本の若者の雇用機会が減少する可能性もある。このトレンドに、日本はどう対処すべきか?
語学力や海外経験に乏しい若者はもう就職できない?企業の“グローバル化”が日本の雇用にもたらす功罪
第157回
2010年が残した“火種”と2011年に差し込む“光明”正念場を迎えた世界経済を問う「復活のキーワード」
真壁昭夫
米国経済の失速や欧州のソブリン・リスクなど、世界経済はいまだにリーマンショックの呪縛から抜け切れていない。2011年、正念場を迎えた世界経済に「復活のキーワード」はあるのか? 徹底検証してみよう。
2010年が残した“火種”と2011年に差し込む“光明”正念場を迎えた世界経済を問う「復活のキーワード」
第156回
「5%の法人減税」は、巡り巡って本当に国民の生活を向上させるか?
真壁昭夫
菅総理は、法人税の実効税率を5%引き下げることを決定した。税負担が減れば、日本企業が雇用や投資を拡大するため、日本経済にとって追い風になると目されている。しかし、結果的に国民の暮らし向きはよくなるだろうか?
「5%の法人減税」は、巡り巡って本当に国民の生活を向上させるか?
第155回
ウィキリークス騒動どころでは済まない?迫り来る「21世紀型サイバー戦争」の現実
真壁昭夫
ウィキリークス騒動は、国家の極秘情報さえ白日の下に晒すインターネットの脅威を、改めて世に知らしめた。しかし、これは序の口に過ぎない。核の代わりに情報が使われる「21世紀型サイバー戦争」が、現実のものになろうとしている。
ウィキリークス騒動どころでは済まない?迫り来る「21世紀型サイバー戦争」の現実
第154回
「自民党政権復活」の選択肢は本当にあるか?菅内閣の危険水域突入を機に国民の“良識”を問う
真壁昭夫
政策運営に行き詰まっている菅内閣の支持率が、世論調査で危険水域に突入した。とはいえ、そもそも民主党に政権を与えたのは有権者である。また他党や第三党に政権を委ねたところで、根本的な問題は解決するのだろうか。
「自民党政権復活」の選択肢は本当にあるか?菅内閣の危険水域突入を機に国民の“良識”を問う
第153回
なぜ北朝鮮の行動は常識を逸脱するのか?恐るべき戦略の才を持つ金王朝の“最終目的”
真壁昭夫
北朝鮮が韓国領を砲撃する暴挙に出た。経済的にこれほど窮している国が、なぜ常識を逸脱した行動に出られるのか? その背景には、「軍事バランスの十字路」で絶妙なバランスを保つ“金王朝”の思惑がある。
なぜ北朝鮮の行動は常識を逸脱するのか?恐るべき戦略の才を持つ金王朝の“最終目的”
第152回
米国の金融緩和策で日本が見るのは天国か、地獄か?追い込まれたバーナンキ議長に巧みな舵取りを祈る
真壁昭夫
米国が進める大規模な量的緩和策に対して、国内外から厳しい批判が噴出している。すでに、世界経済を失速させるインフレの兆候が顕著になっており、追い込まれたFRBの舵取りに世界経済の命運がかかっている状況だ。
米国の金融緩和策で日本が見るのは天国か、地獄か?追い込まれたバーナンキ議長に巧みな舵取りを祈る
第151回
仮にTPPが流れても日本の農業は生き残れない?「自由貿易のバス」に乗り遅れた政治の機能不全ぶり
真壁昭夫
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加につい賛否が分かれるなか、民主党政権は農業分野を含めた原則関税撤廃を目指す協議開始を決めた。しかし真の問題は、TPPというよりも日本の農業政策そのもの機能不全ぶりだ。
仮にTPPが流れても日本の農業は生き残れない?「自由貿易のバス」に乗り遅れた政治の機能不全ぶり
第150回
FOMCに首根っこを掴まれた日本経済の命運米国の金融緩和策がはらむ看過できない“副作用”
真壁昭夫
11月初旬、米国のFOMCは大量の米国債を購入する追加金融緩和策を決定した。これは巡り巡って、米国自身の景気を失速させ、さらに日本をはじめとする世界経済に看過できない打撃を与えるリスクをはらんでいる。
FOMCに首根っこを掴まれた日本経済の命運米国の金融緩和策がはらむ看過できない“副作用”
第149回
インフレを広める米国 VS デフレを広める中国二大国が演出する世界経済の「恐ろしいリスクシナリオ」
真壁昭夫
現在の世界経済は、インフレを輸出する米国とデフレを輸出する中国が織り成す「微妙なバランス」の上に成り立っている。予想外の事態の発生によってこのバランスが崩れると、世界は深刻なインパクトを被りかねない。
インフレを広める米国 VS デフレを広める中国二大国が演出する世界経済の「恐ろしいリスクシナリオ」
第148回
自己中心の“中華思想”をいつまで貫けるか?世界規模で顕在化する中国リスクの行き着く先
真壁昭夫
日中間の尖閣問題を発端に、「中国リスク」が世界規模で顕在化している。習近平氏が実質的な次期リーダーに決まり、新たな局面を迎えた中国では、自国中心主義を貫く「中華思想」にいずれかの時点で終止符を打たなければならない。
自己中心の“中華思想”をいつまで貫けるか?世界規模で顕在化する中国リスクの行き着く先
第147回
ノーベル平和賞騒動で見えた中国のアキレス腱文化的手法で政治介入を狙う先進国の“懐事情”
真壁昭夫
今年のノーベル平和賞が、収監中の人権活動家・劉暁波氏に贈られたことに中国政府が猛反発している。授与の背景にあるのは、単なる人権問題への警鐘に留まらない。先進国を中心とする世界的な政治力学が働いた結果と言えそうだ。
ノーベル平和賞騒動で見えた中国のアキレス腱文化的手法で政治介入を狙う先進国の“懐事情”
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