中島 駆
第112回
手話の形からその意味を検索! 手話版Wikipediaを目指すクラウド型手話辞典「SLinto(スリント)」
聴覚障害者のみならず、健常者も目にすることの多い手話。だが、手話は国や地域でさまざまな種類があり、“共通語”が存在しないのが現状だ。そうした多様な手話に対して、「動画」と「集合知」とを組み合わせたオンライン手話辞典構想を掲げるサービスが「SLinto(スリント)」だ。

第109回
スマホで自宅の家電を簡単操作!学生ベンチャーが手がけたモノづくりサービス「Pluto」に注目!
いまや生活家電に欠かすことのできないリモコン。その一方で、やたらと数が増えすぎるのが困りものだ。そんな不満をスマホで解決しようと現役大学生チームが開発したのが「Pluto」である。Plutoはリモコンの一本化にとどまらず、外出先からでも家電を遠隔操作するサービスも提供している。

第105回
IT系企業で増えている「シャッフルランチ」 異業種交流ならぬ社内交流に絞り込んだソーシャルマッチングサービスも登場!
会社を離れての「異業種交流」としてソーシャルマッチングが流行る一方で、社員同士のコミュニケーションを深めたいと考える企業が、普段交流の少ない社員同士をグループ分けして定期的にランチを共にする「シャッフルランチ」に取り組むケースが増えているようだ。

第103回
百花繚乱のレシピサイトで、食事制限のある疾患を持つ人に専門特化した「クックドック」の持つ可能性
主婦層がよく利用するサイトの上位に必ずくるのが、レシピサイト。ソーシャルウェブサービスの中で最も受け入れられているサービスといえる。それだけに競争も激しく、さまざまな付加サービスで競う戦国時代が続いている。こうした中、新たな方向性として着目したいのが「専門特化型」のレシピサイトだ。

第101回
だれでもどこでもかんたん決済! スマホをカードリーダーに変身させる「Coiney」に注目
スマートフォンのイヤフォンジャックに差し込んだカードリーダーを用いた「モバイルペイメント」サービスが多く立ち上がっている。アメリカでは「Square」の急成長が話題だが、日本国内でも「PayPal Here」「楽天スマートペイ」「Coiney」など、続々とサービスが登場している。

第83回
お買い物は自分とセンスの合う人を探して一緒に!好みのアイテムでつながる「Stylink.」はソーシャルコマースの起爆剤となるか!?
8.5兆円とされる消費者向けEC市場において、とりわけ高い比率で伸びているのがファッションアイテム。ファッション通販の新たな販売手法として期待されているのが「ソーシャルコマース」。SNSで繋がっている友人とお気に入りのアイテムをシェアしたり、薦めあうことで購買を促進させる。

第80回
本当に親しい人たちとの居心地よいコミュニケーションは9人まで!?――“ソーシャル疲れ”な人は注目したい9人限定SNS「Close」
Facebookの台頭の一方で、今、続々と登場しているのが、あえて少人数間のコミュニケーションに特化したSNSだ。「Close」もその一つ。本当に親密な関係にある人とだけコミュニケーションを図りたいというニーズを突き詰めた結果、フレンド登録できる数を9人に絞っている。

第78回
お店やスペースの一角を“図書館”にする! リピーターを呼び込むO2Oサービスとして注目の「リブライズ」
ネットから実店舗へ誘導するO2O(オンライン・トゥ・オフライン)の動きが活発だ。Facebookアカウントを活用して、誰もが手軽に“図書館”を開設できるサービス「リブライズ」は、カフェなどの店舗が、蔵書の貸出を契機にリピーターづくりにつなげられるO2Oサービスの好例といえる。

第74回
知り合いと共通する趣味を発見しテンションが上がる。そんな体験の共有を目指す画像系SNS「log」の新しさとは?
米「Pinterest」の登場以来、日本でも画像を軸としたSNSが続々と誕生し、注目を集めている。株式会社we-bがこのほどリリースした「log(ログ)」もそうした画像系SNSの一つだが、直感的、かつ洗練されたインターフェイスで、投稿のしやすさを始めとする使い勝手の良さが支持されている。

第67回
支援者たちがあなたの才能をサポート! 投げ銭から会費制コミュニティサービスへと転換した「Grow!」の狙いとは!?
クラウドファンディングや有料メルマガの流行で、P2Pのクリエイター支援の気運が高まりを見せている。そうした中、クリエイターへの“投げ銭”システムを提供してきた「Grow!」が、この8月に大きく方向転換。継続的な支援が受けやすい会費制コミュニティの立ち上げができるようになった。

第66回
開業資金ゼロ!専門知識不要! ブログ感覚でオンラインストアを運営する“一人一店”がブームの兆し
基本料金無料で、法人・個人問わず誰でもが簡単にオンラインストアを開業できるサービスが増えてきた。個人が、趣味で制作した小物やアクセサリー、あるいはデジタル素材や自身のスキルなど、従来は見られなかったユニークなアイテムを揃えた店も登場しており、“一人一店”がブームの兆しだ。

第64回
ソーシャルの力で落とし物を探そう! 「落し物ドットコム」が目指すのは、日本特有の文化に根差した“落とし物総合カンパニー”
落し物を探し出す際、最近ではソーシャルメディアを利用して情報を募るケースもよく目にするようになった。こうした動きをさらに一歩進めて、落し物情報に特化したプラットフォームを提供しているサービスがある。それが「落し物ドットコム」である。

第63回
ソーシャルメディアの普及が著しい昨今。情報収集に便利に活用しているという方も多いに違いない。だがその一方で、どのソーシャルメディアを見ても「話題になっているのは同じニュースばかり……」と感じることも多いのではないだろうか。そんな悩みを解決してくれそうなサービスが「SoGap」だ。

第60回
ソーシャル時代のノートはリアルタイムで共有可能!「U-NOTE」が提案する新たなノート術のカタチ
昨今、「東大生ノート」に「100円ノート」、あるいはスマートフォンとの連携法など、いわゆる「ノート術」が流行りだ。だが、ソーシャルノートサービス「U-NOTE」は、そんなノートのイメージを覆すものとなるかもしれない。

第58回
旅仲間をネットで募集! ソーシャル旅行事業「trippiece(トリッピース)」は究極のマーケットインか?!
ここ十数年ほぼ横ばい状態の日本人海外旅行者数。大手旅行会社の再編や、ネット販売の加速など競争も激化している。そんななか、スタートして1年あまりのベンチャー企業が始めた旅行サービス「trippiece」が注目されている。ユーザーニーズを取り込み高いリピート率を達成する注目の仕組みとは?

第55回
教育をよりオープンに! 「すごい時間割」はどこがすごいのか?
スマートフォンの普及が、学生による授業評価の共有を促進させている。その代表例が「すごい時間割」という名前の人気アプリ。大学の時間割を簡単に作成・管理できるソーシャルサービスで、国内900以上の大学・短大で利用され、22万件以上の授業が登録されている。

第52回
「手数料無料」「個人情報不要」の送金サービスKampa!の原動力は浪花のあきんど精神!?
プレゼントの共同購入や、「ワリカン」での備品購入などを手助けしてくれるサービス「Kampa!」。大阪のコワーキングスペース「オオサカンスペース」に集うメンバーが、コーヒーメーカーをカンパし合って購入しようと思い立ったことがきっかけにできたサービスだ。

第49回
“スケジュールまとめ共有サービス”Droppyは、関心の合う誰かがまとめてくれたスケジュールを、簡単に自分のカレンダーに反映できるサービスだ。忙しさにかまけて気になるイベントをつい見逃してしまう。そんな覚えがある人には特におすすめだ。

第47回
ランチの次はお茶してみよう! コーヒー一杯の時間を共有する「CoffeeMeeting」は「ソーシャルランチ」を超えるか?
人と人との繋がりを支援する「ミートアップ支援サービス」が急速に浸透している。“コーヒー一杯の時間を一緒に過ごす”というコンセプトのCoffeeMeetingもそうしたサービスの一つ。実名制SNSの広がりを背景に、従来の異業種交流会や就活生のOB訪問などに、新しい潮流を生み出している。

第43回
SNSの息苦しさを逆手にとった、ゆるさが魅力の目標共有サイト「胃さんと心臓さんのカウントダウン」
締切日や記念日までの時間を表示することで、ストレスやワクワクした気分などを気軽にシェアできるソーシャルカウントダウン。「胃さんと心臓さんのカウントダウン」は、「伊藤信三さん」の体内にいる「胃さん」と「心臓さん」のゆるいつぶやきを楽しむ、というくだらなさが魅力だ。
