
山崎 元
昨年末から年明けに株価は大きく下落し、1日に日経平均が数百円も動くような荒っぽい値きになっている。大荒れのマーケットをどう考えて、投資家はどのように行動したらいいのか。投資初心者にアドバイスする。

先週から週明けにかけて、内外の株価が大きく下落、日米両国とも「下落相場入り」した形だ。では2019年はどうなりそうか。個人投資家の視点で投資方針を考えてみた。

平成最後の年末を迎えた。平成の30年間はどのような時代だったのか。「個人の資産運用」に絞って振り返ると7つのキーワードが浮かび上がってくる。

外国人労働者を受け入れる枠組みとなる入国管理・難民認定法の改正案が12月8日に成立した。しかし、その中身はあまりにお粗末。ブラック企業を延命させる可能性も高い。

日産自動車の会長だったカルロス・ゴーン氏が逮捕されてから2週間近い時間がたった。果たして、ゴーン氏の報酬は高いのか。そして、日本で多いサラリーマン社長の適正な報酬はどれくらいなのか考えてみた。

金融機関にカモにされる高齢者が跡を絶たない。しかし、子どもが説得しても聞く耳を持たない親も少なくないようだ。では、どのように説得し、救出すればいいのだろうか。その方法を伝授しよう。

近年、将棋が小さなブームを迎えている。何といっても、若き天才・藤井聡太七段の登場が大きい。同時に、子どもに将棋を習わせるメリットも大きいようだ。中でも大きな4つのメリットを紹介しよう。

「iDeCo」こと「個人型確定拠出年金」の加入者が100万人を超えたという。一昨年に加入対象者が広がるのとともに、周知活動が実を結んで加入者が急増した形だ。しかし、間違った運用選択をしている加入者が少なくない。

転職をしたい、独立・起業をしたい、そこまでやらずとも副業くらいはしておきたいと考える人が明らかに増えている。しかしどんな選択をするのがいいのだろうか。転職・副業のプロである山崎元氏が解説する。

確定拠出年金は、特に課税される所得のある働く人にとって、「老後の備えに向けた自助努力にあって最も有利な手段」だといっていい。だが、現在の制度には、いくつかの解決すべき問題がある。そこで、特に重要な3つの問題を取り上げる。

日本経済団体連合会(経団連)が、就職活動のルールの廃止を決めた。これは優れた判断だ。しかし政府は、その代わりとなるルールを策定しようとしている。これは全く愚かなことだ。

金融機関が、投資信託販売に関する「業績評価体系改定」に動いている。、新規の販売額を行員の業績評価から外し、投信の残高をどれだけ積み上げたかを重視した基準に統一するというのだ。これにより投信販売の質は改善するのだろうか。

金融庁は9月5日、スルガ銀行に対し、投資用不動産向けの融資を対象とした6ヵ月間の業務停止命令を含む行政処分を行った。不正は、大規模かつ意図的なもので、処分は軽すぎるとの指摘もあるが、スルガ銀行の行方について考えてみた。

「人生100年時代」という言葉が頻繁に流通している。特に、金融業界はこの言葉がお気に入りでセールストークに使われるが、本当はいくら必要なのだろうか。そして、そのためにはどうすべきなのか対策について考えてみた。

近年、転職がかつてほど特別なことではなくなった。となると、ほぼ近い数の「転職者の上司」がいたことになる。部下に「転職したい」と言われたとき、上司はどう対応すべきなのだろうか。

安倍晋三首相と石破茂元幹事長の二人が立候補した自民党総裁選が、9月20日に投開票される。選挙は蓋を開けてみなければ分からないとはいうものの、安倍氏の圧倒的な優勢が伝えられており、「安倍総裁再選」を前提として、その影響を考える。

スルガ銀行の不適切な融資について調べてきた第三者委員会が9月7日、報告書を発表、不正は広範に行われていた。もちろん経営陣にも責任があるし、個々の行員にも責任があると読める報告だ。ただ、これはスルガ銀行だけの問題ではなさそうだ。

ここのところ、某大学のアメリカンフットボール部の問題や、体操協会の問題が世間の耳目を集めて、いわゆる「パワハラ」が話題になっている。職場では以前よりかなり意識されているが、それでも「ステルスパワハラ」には注意が必要だ。

そこそこの金融資産があり、その資産の扱い方に困っている後期高齢者の方々は多いのではないか。証券会社やセールスマンなどからカモにされないよう気をつけるべき点を山崎元氏がアドバイスする。

今、日本では結婚しない人たちが増えている。その原因として思いつくのが六つの理由だ。これらを冷静に分析してみると、結婚しないことが合理的な選択であることが見えてくる。
