山崎 元

山崎 元

経済評論家

やまざき・はじめ/1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経験。コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務めた。2024年1月1日、永眠。

第358回
高齢者の資産運用心得7箇条
山崎 元
雑誌の読者が目に見えて高齢化しているせいか、筆者は最近、「60歳からのマネー運用について」とか「退職金の運用方法について」といったテーマで取材を受けることが多い。この際、重要だと思うポイントについて、簡単にまとめておきたい。
高齢者の資産運用心得7箇条
第357回
総選挙で野党は何を訴えるべきか?
山崎 元
衆議院選挙が昨日公示された。安倍政権にとっての勝敗は、実はぎりぎりの勝負だと筆者は見ている。気になるのは、突然の解散という「奇襲」を受けた野党の戦い方だ。果たして彼らのマニフェストは、自民党に対抗でき得るものだろうか。
総選挙で野党は何を訴えるべきか?
第356回
アベノミクスと日本の「中間層」の行方を考える
山崎 元
安倍首相がアベノミクスを争点に解散総選挙に臨む。中間層が割を食う側面があるアベノミクスは、中間層の反発を招く可能性がある。そのための政策的な手当てが成長戦略なのだが、そこに解雇規制緩和が含まれていないことについて論じよう。
アベノミクスと日本の「中間層」の行方を考える
第355回
総選挙後の「アベノミクス2」をどう評価すべきか
山崎 元
安倍首相は、消費税率再引き上げの延期と衆議院の解散を発表した。筆者は、解散医は十分な大義があると思う。今回は、総選挙の争点となる安倍内閣の経済政策について整理しよう。総選挙後の「アベノミクス2」を、我々はどう評価すべきか。
総選挙後の「アベノミクス2」をどう評価すべきか
第354回
消費税再引き上げ先送り解散の有無とマーケット
山崎 元
安倍首相が、消費税率再引き上げを延期して衆議院を解散するのではないか、というムードが、にわかに高まってきた。もし解散が本当にあるなら、いつになりそうか。また、そのときにマーケットはどう動くだろうか。投資家の判断が迫られる。
消費税再引き上げ先送り解散の有無とマーケット
第353回
GPIFの新運用方針を個人投資家はどう読むべきか
山崎 元
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が新しい中期計画を発表し、基本ポートフォリオの内容がわかった。個人投資家は、GPIFの新方針をどう読むべきか。筆者は、「真似する」「利用する」「反面教師とする」の3つの読み方をお勧めしたい。
GPIFの新運用方針を個人投資家はどう読むべきか
第352回
地銀の女性行員相互受け入れ構想は銀行人事の「社畜の鎖」を断ち切れるか?
山崎 元
地方銀行に勤める女性行員が、配偶者の転勤先にある別の地銀で働けるようにする仕組みを、全国の地方銀行64行が検討するという。筆者はそれ自体を前向きに評価したい。しかしその実現には、地銀の人事システムに関わる深い課題が横たわる。
地銀の女性行員相互受け入れ構想は銀行人事の「社畜の鎖」を断ち切れるか?
第351回
アベノミクス相場は終わったか否か?
山崎 元
株価が足もとで不安定な動きを続けている。昨年5月の波乱局面以来、1万6000円近辺を抜けきれずに跳ね返される展開は、感触が良くない。投資家は、まだパーティー楽しんでいていいのか。果たして、アベノミクス相場は終わったか否か?
アベノミクス相場は終わったか否か?
第350回
「老後不安」と資産運用
山崎 元
我々は「老後不安」に対して、どう備えたらいいだろうか。このような人生の大問題は、今持っているお金の運用だけで解決できるとは考えない方がいい。ただし、老後を怖がり過ぎるのも考えものだ。老後不安と資産運用について、考えてみよう。
「老後不安」と資産運用
第349回
あの日立製作所の「年功賃金廃止」について
山崎 元
日立製作所の年功賃金廃止は、日本企業の人事制度全体にとって、エポックメイキングな出来事として振り返られることになりそうだ。その意義を考察すると共に、世の中のビジネスパーソンがこの流れにどう適応していくべきかを考えよう。
あの日立製作所の「年功賃金廃止」について
第348回
ゼロから「1」をつくるベンチャー企業経営術とは?~読書の秋に『ゼロ・トゥ・ワン』を読むべき理由
山崎 元
ピーター・ティール氏の著書『ゼロ・トゥ・ワン』は、今年最高のビジネス書だと思う。多くの経営書、ビジネス書は「思い込み」か「経営者の自慢話」だったが、本書は一味違う。我々も「なるほど」と唸らされる示唆に富んでいるのだ。
ゼロから「1」をつくるベンチャー企業経営術とは?~読書の秋に『ゼロ・トゥ・ワン』を読むべき理由
第347回
この円安と株高をどこまで喜ぶべきか?
山崎 元
ざっと1年停滞し膠着していた為替レートと株価が、円安・株高方向に抜けてきた。現状に対して経済界からも警戒の声が出てきたが、この円安・株高は本当に喜ぶべきことなのか。投資家が心得るべき「動き方」を、筆者なりに論じてみたい。
この円安と株高をどこまで喜ぶべきか?
第346回
個人投資家は「為替リスク」をどう扱うべきか
山崎 元
目先のドル円相場に注目が集まるが、その行方は専門家の間でも意見が分かれる。どんな投資家でも、特定の為替レートの予想が当たることを前提にした賭けは難しい。そうした理由を踏まえて、個人投資家が考えるべき「為替リスク」を説こう。
個人投資家は「為替リスク」をどう扱うべきか
第345回
塩崎厚労大臣に知ってほしい株式と年金の話
山崎 元
第二次安倍内閣の陣容で筆者が最も注目するのは、厚生労働大臣に就任した塩崎恭久氏だ。運用通でもある塩崎氏は、GPIF改革に積極的であると目されている。国民は彼に期待していいだろうか。筆者には、この機に提言しておきたいことがある。
塩崎厚労大臣に知ってほしい株式と年金の話
第344回
GPIFの運用計画の情報はどこから漏れるか?
山崎 元
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が新しい運用計画を発表する目処とされていた9月に入った。日本株に対して、数兆円規模の買いが発生するかもしれない。先んじて具体的な情報も流れているが、そもそもそれらはどこから漏れるのか。
GPIFの運用計画の情報はどこから漏れるか?
第343回
代々木ゼミナールの「20校舎閉鎖」は何を教えてくれるか?
山崎 元
三大予備校の1つであるあの代々木ゼミナールが、全国の校舎の7割に当たる20校舎を閉鎖すると発表した。背景には、日本の受験生を取り巻く大きな環境変化もある。代ゼミの決断から、縮小する市場で生き残るための経営戦略の在り方を読み解こう。
代々木ゼミナールの「20校舎閉鎖」は何を教えてくれるか?
第342回
誰かが流行らせようとしている“ROE教”を「こっそり」嗤え
山崎 元
最近世間では、ROE(自己資本利益率)を流行らせようとする風潮が見られる。だが、株主に企業がどれだけ報いているかは、純利益そのものの水準や変化、株主にとってのリターンなどで評価する方が直接的だろう。“ROE教”をこっそり笑おう。
誰かが流行らせようとしている“ROE教”を「こっそり」嗤え
第341回
ブラック企業認定?「すき家」への不買運動の可能性
山崎 元
牛丼チェーン「すき家」の長時間労働問題で、第三者委員会の調査報告書が発表された。従業員の待遇改善への提言も発表されたが、それで十分かどうかは意見が分かれるだろう。「すき家」に対する不買運動の可能性について、考えてみたい。
ブラック企業認定?「すき家」への不買運動の可能性
第340回
GPIFの運用や組織をどう見直すべきか?小幡績氏と筆者の見解の一致点・相違点
山崎 元
課題が指摘されるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のあるべき運用・組織体制とは、どんなものか。GPIFの前運用委員で経済学者の小幡績氏の新著には、そのヒントがたくさんある。小幡績氏と筆者の見解の一致点・相違点を基に論じたい。
GPIFの運用や組織をどう見直すべきか?小幡績氏と筆者の見解の一致点・相違点
第339回
呆れるか? 腹が立つか? 働いてみたいか?週刊ダイヤも知らない投資銀行ビジネスの「今」
山崎 元
『週刊ダイヤモンド』7月26日号の特集では、グローバル金融規制強化でビジネス環境が変わる投資銀行業界を取り上げている。筆者は投資銀行に勤めていたこともあり、大いに関心を持っている。その最新事情は、いったいどうなっているのか。
呆れるか? 腹が立つか? 働いてみたいか?週刊ダイヤも知らない投資銀行ビジネスの「今」
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