桃田健史

桃田健史

ジャーナリスト
日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中
第153回
「マセラティ&ジャガー」vs「ホンダF1&インフィニティ」欧日自動車メーカー「ハイブランド」戦略構想の違い
桃田健史
日本、中国、東南アジア、さらにアメリカの富裕層にとって、「ヨーロッパ文化への憧れ」は根強い。そうした構図の中で、マセラティやジャガーなど「ヨーロピアン・ハイブランド」の自動車ビジネスは成立している。一方、日系ハイブランドは、「積み上げ式」だ。
「マセラティ&ジャガー」vs「ホンダF1&インフィニティ」欧日自動車メーカー「ハイブランド」戦略構想の違い
第152回
カーナビ王国ニッポンの落日 GPSと高性能アプリで「スマホでナビ」本格普及か
桃田健史
スマホやタブレット用の「ナビアプリ」の進化や、米フォードが開始したカーナビ用アプリのサードパーティー開発システムなど、カーナビ業界に新潮流が押し寄せている。日本も、「スマホ型カーナビ」時代へと本格突入していくのだろうか?
カーナビ王国ニッポンの落日 GPSと高性能アプリで「スマホでナビ」本格普及か
第151回
「子どものクルマ」今昔物語 小中学生が運転できる「動力付き移動体」は必要か?
桃田健史
「子どもが実際に運転するクルマ」という発想が、実は日本では50年ほど前から数年間に渡り存在した。しかもそれは、「本物のクルマ」だった。その歴史を再確認するため、筆者は横浜市郊外へと向かった。
「子どものクルマ」今昔物語 小中学生が運転できる「動力付き移動体」は必要か?
第150回
日本社会が避けては通れない高齢者運転の現実10年以内に本格的「スローモビリティ」時代が来る
桃田健史
まるで、「屋外型の昭和博物館」だ。スバル「360」、マツダ「K360」、日産初代「フェアレディ」など、昭和30年代から40年代のクルマたちが、苅谷商店街(千葉県いすみ市苅谷)に色を添えた。大型連休前半の4月28日、29日、昭和のクルマたちが「路上展示」されたのだ。
日本社会が避けては通れない高齢者運転の現実10年以内に本格的「スローモビリティ」時代が来る
第149回
TPP自動車交渉で、日本は完全不利に!軽自動車税制も標的にしかねないアメリカのワガママ
桃田健史
日米間TPP事前交渉の合意内容について、日本のメディアは、「丸呑み」「先送り」または「棚上げ」といった表現で、日米間での不釣り合いを指摘している。では「なぜ今回、このような日米で不釣り合いな合意がなされたのか?」、そして「これからどうなるのか?」について考えてみたい。
TPP自動車交渉で、日本は完全不利に!軽自動車税制も標的にしかねないアメリカのワガママ
第148回
慶大発SIM-DRIVE、テラ、三菱自動車、さらに米フィスカーまで……一気に転換期を迎えたEV産業の行方
桃田健史
どうやら、時代の変わり目のようだ――。2013年3月27日(水)、慶大発のEVベンチャーSIM-DRIVE、テラ・モーターズ、三菱自動車、さらには運輸安全委員会まで、EV産業の「曲がり角」を思わせる発表が相次いだ。
慶大発SIM-DRIVE、テラ、三菱自動車、さらに米フィスカーまで……一気に転換期を迎えたEV産業の行方
第147回
東急田園都市線の「意外な現実」ニュータウンがニューモビリティ時代へ
桃田健史
本連載第141回を皮切りに、「超小型モビリティ」の可能性を探る旅が始まっている。今回の舞台は、横浜市北部の住宅地だ。2月下旬、東急田園都市線「たまプラーザ」駅周辺を舞台に、子育て世代の家族7組がそれぞれ、日産「New モビリティコンセプト」と生活を共にした。
東急田園都市線の「意外な現実」ニュータウンがニューモビリティ時代へ
第146回
「軽自動車が非関税障壁」は本当か、アメリカ車が日本で売れない理由
桃田健史
「TPPと軽自動車の関係というのは、何もないと思うんですよ。僕はこじつけだと思っております」2月26日、スズキが都内で開催したハイト系新型軽自動車「スペーシア」の記者発表会で、同社・鈴木修会長兼社長は記者団の質問にそう答えた。
「軽自動車が非関税障壁」は本当か、アメリカ車が日本で売れない理由
第145回
ポルシェに続きマクラーレン、フェラーリも参入スーパーカー「ハイブリッド戦争」勃発の舞台裏
桃田健史
「La Ferrari」vs「マクラーレンP1」。第83回ジュネーブショーで、華やかなスーパーカーの「ハイブリッド対決」が話題となった。それにしてもどうしてこの時期に、スーパーカーのハイブリッド量産車が、名門メーカーからこぞって登場したのだろうか?
ポルシェに続きマクラーレン、フェラーリも参入スーパーカー「ハイブリッド戦争」勃発の舞台裏
第144回
驚異の三輪車・トヨタの超小型モビリティ「i-ROAD」発表現地ジュネーブで開発責任者に聞く
桃田健史
ジュネーブモーターショーでトヨタの超小型モビリティ「i-ROAD」が発表された。前二輪・後一輪の三輪EVで、カーブでは大きく車体を傾けて曲がる。この「驚異の新型車」について、開発責任者にインタビューした。
驚異の三輪車・トヨタの超小型モビリティ「i-ROAD」発表現地ジュネーブで開発責任者に聞く
第143回
アメリカでハイブリッド車が日本のようには売れない理由
桃田健史
2月下旬に米国で開催されたハイブリッド車・電気自動車の技術シンポジウムで、多くの講演者が頻繁に使った言葉があった。それが「ペイバック」だ。どうしていま「ペイバック」が強調されるのか?
アメリカでハイブリッド車が日本のようには売れない理由
第142回
“子育てママ支援”は氷山の一角?パーク24、イオン、ホンダ、NTT東日本とリンクするさいたま市のEV実証試験の底力
桃田健史
EV(または、超小型モビリティ)活用方法の伏兵が登場した。2月18日、さいたま市の「官民連携によるEV生活向上実証事業」の報道陣向け取材会が開催された。内容は一見、ありがちな“子育てママ支援”なのだが…。
“子育てママ支援”は氷山の一角?パーク24、イオン、ホンダ、NTT東日本とリンクするさいたま市のEV実証試験の底力
第141回
2015年量産が軌道に乗った超小型モビリティ本格普及に向けて気になる“大きなハードル”
桃田健史
国土交通省は2013年2月1日、「超小型モビリティ」に関する重要な発表を行ない、ついに普及に向け本格始動の流れに乗った。だが、乗り越えなければならないことがある。それは、自動車の歴史上初となる「消費者が自分たちの力で作り上げるモノ」という、大きなハードルだ。
2015年量産が軌道に乗った超小型モビリティ本格普及に向けて気になる“大きなハードル”
第140回
トヨタBMW連合と日産ダイムラーフォード軍団が対決!?発表相次ぐ燃料電池車開発「新対決図式」の真相
桃田健史
なぜ、このタイミングなのか? 1月上~中旬にはラスベガスでCES(国際家電ショー)、デトロイトで北米国際自動車ショーがあったが、そうした絶好の情報発信タイミングをずらして、1月後半に日米欧の大手自動車メーカーが相次いで燃料電池車に関する技術提携を発表した。
トヨタBMW連合と日産ダイムラーフォード軍団が対決!?発表相次ぐ燃料電池車開発「新対決図式」の真相
第139回
NSXコンセプト第二弾がデトロイトショーで登場も…ドル箱かつガラパゴス?先が読めない北米市場の現状
桃田健史
高級車の存在がこれほど目立つデトロイトショーは珍しい。アメリカは高級車がよく売れる特殊な市場で、いわば「ドル箱」だった。リーマンショックを経て市場全体が回復し、今回は「ドル箱復活」といった印象がある。なぜアメリカで、高級車が売れているのか?
NSXコンセプト第二弾がデトロイトショーで登場も…ドル箱かつガラパゴス?先が読めない北米市場の現状
第138回
サムスン、パナソニックを凌ぐ存在感米クアルコムが先導する「イネーブラー」ビジネス――CESで表面化した自動車産業界再編2つの胎動(2)
桃田健史
エンドユーザーに製品を提供するのではなく、他社のビジネスの後押しに徹するenabler(イネーブラー)という考え方が最近、自動車産業再編のキーファクターであるテレマティクス分野でとても目立つようになっている。
サムスン、パナソニックを凌ぐ存在感米クアルコムが先導する「イネーブラー」ビジネス――CESで表面化した自動車産業界再編2つの胎動(2)
第137回
トヨタの自動運転技術に勝る衝撃!?フォードの“車載スマホ”に第三者がアプリ提供――CESで表面化した自動車産業界再編2つの胎動(1)
桃田健史
日本では“世界最大級の家電ショー”と表現される、ラスベガスで開催中のCES。自動車メーカーも参加しており、トヨタの記者会見には多くの日系メディアが群がった。だが今回の自動車関連での目玉はトヨタではない。
トヨタの自動運転技術に勝る衝撃!?フォードの“車載スマホ”に第三者がアプリ提供――CESで表面化した自動車産業界再編2つの胎動(1)
第4回
【テーマ3】自動車産業 2013年、世界の自動車産業は「市場変移」「電動化」「通信との融合」の三大要素で異変か――ジャーナリスト 桃田健史
桃田健史
史上空前の大変革期の真っ只中にある、世界の自動車産業。その奔流のなかには、大きく3つの要素がある。それは、パラダイムシフト(市場の変移)、エレクトリフィケーション(動力源の電動化)、そしてテレマティクス(通信と自動車の融合)だ。2013年は、これら三大要素で異変が起こる。
【テーマ3】自動車産業 2013年、世界の自動車産業は「市場変移」「電動化」「通信との融合」の三大要素で異変か――ジャーナリスト 桃田健史
第136回
2015年「超小型車(超小型モビリティ)」ブーム到来!?横浜市街での実証試験に通行人は興味津々
桃田健史
まさか、これほど注目を集めるとは――。真冬並みの寒さの横浜で、超小型モビリティ「日産New Mobility コンセプト」を走らせた。これは、横浜市と日産自動車が行っている実証試験「EV FOR EVERYONE ヨコハマ」の一環で、同実証実験のHPから登録し一般参加者として参加してみた。
2015年「超小型車(超小型モビリティ)」ブーム到来!?横浜市街での実証試験に通行人は興味津々
第135回
首都高速道路が開業50周年 地下40mの新線トンネル工事現場で感じた次世代高速への期待と課題
桃田健史
2012年12月7日、首都高が平成28年度に完成を目指す、横浜環状北線のトンネル工事現場を見た。横浜環状北線は、第三京浜・港北ICと首都高1号横羽線の生麦JCTとを結ぶ全長約8.2km。そのうちの72%にあたる5.9kmがトンネルだ。
首都高速道路が開業50周年 地下40mの新線トンネル工事現場で感じた次世代高速への期待と課題
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養