2013.6.17 ものづくり企業のサービス価値創造(後篇) ロールス・ロイス社のサービサイジングの事例――神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾博文 今回は「サービサイジング」というこれからの日本の製造業のキーワードを概説する。売り切りのビジネスモデルから、ものを介して、サービス価値を提供するモデルへ移行する意義とノウハウとは何だろうか。
2013.5.20 ものづくり企業のサービス価値創造 (前篇)アウト・オブ・ボックスの思考――神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾博文 今回はものづくり企業のサービス価値創造の前篇として、アウト・オブ・ボックスの思考法を論じる。ものづくりという箱から出て考えるということだが、すっとんきょうな思いつきではなくて、合理的な解を見出すことを考える。
2013.4.16 半導体サプライチェーン寸断の教訓トヨタ新戦略とルネサス再建の関連を再考する――神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾博文 東日本大震災で日本の製造業のサプライチェーンが寸断されたことは、壮絶な記憶である。最近、産業革新機構がルネサスエレクトロニクスへの出資を決定。トヨタ自動車が「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」を公表。我々はここで何を学…
2013.3.18 電機メーカーは小売に進出せよ仏フナックとアップルストアの事例を考える――神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾博文 「オペマネの思考法」を解説するシリーズの第3回。日本の家電サプライチェーンについて、仏のフナック、アップルストアの事例をもとに、日本の電機メーカーは小売店舗を持つことを前提に、戦略を再構築するべきであるということを議論する。
2013.3.11 短期間で企業文化の変革に成果を上げたあるブラジル企業――ヘイグループ プリンシパル 滝波純一 企業文化の変革に取り組んでいるのは、欧米企業だけではない。最近では、ブラジルや中国、インドなどの新興国の企業でも、経営トップのコミットメントの下、カルチャー・トランスフォーメーションが進んでいる。その1例を紹介する。
2013.2.25 倒れ行く巨象を変貌させたガースナーのIBM改革のやり方――ヘイグループ プリンシパル 滝波純一 『巨象も踊る』で有名なルイス・ガースナーはいかにしてIBM改革成し遂げたのか、、同氏のカルチャー・トランスフォーメーションは、成功しているリーダーとそうでないリーダーの特性を分析するところから始まった。
2013.2.18 デルの成功例が物語るもの:現状維持に陥りがちな「SWOT分析」から「TOWS分析」で問題解決を――神戸大学大学院経営学研究科教授 松尾博文 「オペマネの思考法」を解説するシリーズの第2回。擦り合わせ型とモジュラー型のものづくりの対比を通じて、SWOT分析の落とし穴を指摘し、日本の製造業が問題解決に向かうための思考法を提案する。
2013.2.13 水面下の要素にフォーカスせよ企業文化を変える方法論ヘイグループ プリンシパル 滝波 純一 第2回目は、カルチャー・トランスフォーメーションの方法論を紹介する。企業文化を変革にするにあたっては、目に見えない水面下の要素に照準を合わせることがキーとなる。
2013.1.28 日本企業にとっての喫緊の課題:カルチャー・トランスフォーメーションとは何か――ヘイ コンサルティング グループ プリンシパル滝波 純一 カルチャー・トランスフォーメーションという言葉を、初めて聞かれる方も多いだろう。日本語にすれば「企業文化の変革」。事業環境が大きく変化している日本企業こそ、いま取り組むべきテーマだ。
2012.10.15 人事・組織のグローバル化対応(後編)人材能力の可視化への挑戦 「人」を評価する場合、グローバル共通のモノサシ・ツールをどうすればよいか。「人」にフォーカスをあて、能力可視化のモノサシ・ツールである「コンピテンシー」について解説する。
2012.10.1 人事・組織のグローバル化対応(前編)「職能型」から「職務型」への道 日本企業の人事制度は「職能型」が主流。一方、グローバル標準は「職務型」だ。両者の違いを比較しつつ、日本企業が「職務型」の制度を導入する際に、どのようなハードルがあるかを分析してみよう。