目的工学研究所
第19回
人々の意志と能力を集めてインパクトを生み出すそのポイントは?対談:井上英之×紺野登(後編)
社会起業家の育成・輩出に従事してきた井上英之氏と、目的工学研究所所長の紺野登氏との対談の後編では、ソーシャル・イノベーションと目的工学の関係性をふまえ、改めて「目的工学とはどのような方法論なのか」について語った。

第16回
ソーシャル・キャピタルを増幅させる「場の発明」プロセスに役立つ刺激を受けました――目的工学研究所への手紙(その4)
「手段の時代」から「目的の時代」へ――はじまった目的工学の取り組みをさまざまな形で紹介していく連載。渋谷のシェアオフィス・ブームの草分け、空間とコミュニティのデザインを通じて、 「場の発明」を実践していく、発明家集団ツクルバの中村真広さんからメッセージを受け取った。

第15回
世界の貧困地域を救う組織にも欠かせない「変革のための目的のマネジメント」の視点――目的工学研究所への手紙(その3)
世界銀行によれば、今後の世界経済を支えるのはソーシャル・イノベーションのような新しいパラダイムであり、従来のように単にGDPだけで成長を考える時代から移り変わろうとしています。世界銀行で「知識経営・組織変革」を軸に仕事をしている荻原直紀さんからメッセージをいただきました。

第8回
異なる価値観を「目的」で繋ぎ、社会をデザインできるか?ビジネススクールでも深い議論が始まっています。――目的工学研究所への手紙(その2)
スイスのビジネススクール、IMDの日本代表である高津尚志さんから、メッセージをいただきました。IMDは世界的なビジネススクールで、日本をふくめた各国の多くの企業のグローバルリーダー育成に携わっています。世界的ビジネススクールの日本代表の視野には、目的工学はどう映るのでしょうか。

第7回
もしもドラッカーが生きていたら、目的工学について、こう語ったかもしれない――目的工学研究所への手紙(その1)
「手段の時代」から「目的の時代」へ――はじまった目的工学の取り組みをさまざまな形で紹介していく連載。目的工学研究所に届いた、各界からのメッセージを紹介する。今回は、ドラッカー・インスティテュートのリック・ワルツマン氏から。

第6回
「目的工学」(パーパス・エンジニアリング)でよりよい未来をつくろう――本文から(その6)
「利益や売上げは『ビジネスの目的』ではありません」のまとめとなる第6回では、われわれが提案している目的工学が、どのような思いと意図のもとに生み出されたのか、どんな役割を果たすものなのかをまとめる。

第5回
目的には「大目的」と「小目的」の2種類がある。偉大なリーダーたちが駆使する両者の関係とは?――本文から(その5)
連載第5回では、最大のポイントの一つである「目的の種類」について紹介する。つまり、目的には「大目的」と「小目的」があり、それらが正しく、うまく組み合わされた時に、大きな求心力が生まれるのである。

第4回
だれもが「社会の役に立ちたい」と思っている。問題は、本気で実行するかどうか?――本文から(その4)
目的工学の取り組みをさまざまな形で紹介していく連載。第4回では、「社会貢献」や「利他のこころ」が、現代の日本でもてはやされるようになった背景を探りながら、「企業が社会の役に立つ」ことの意味を考えます。

第3回
今、世界でいちばん元気なのは、何かの目的に目覚めた人たちである――本文から(その3)
目的工学の取り組みをさまざまな形で紹介していく連載。前回は「あなたは目標の奴隷となっていないか?」と問いかけたが、続く第3回では、「目的に目覚めた人たち」の筆頭としてあげられるソーシャル・アントレプルナーと、その考え方にスポットをあてる。

第2回
目的と目標は似て非なるものである。あなたは「目標の奴隷」になっていないか?――本文から(その2)
はじまった目的工学の取り組みをさまざまな形で紹介していく連載。第1章「利益や売上げは『ビジネスの目的』ではありません」を、順次公開する第2回目では、普段意識して使い分けることの少ない「目的」と「目標」の違いについて考える。

第1回
「ビジネスの目的とは何か」が問われている。ドラッカーが、そしてハーバードのあの人も?――本文から(その1)
「手段の時代」から「目的の時代」へ――手段にとらわれすぎると、本質を見失う。世界じゅうの先覚者たちが、目的の重要性を唱え始めた。まず「利益」ではなく、「よい目的」を考えるために、できることは何か。まず第1章「利益や売上げは『ビジネスの目的』ではありません」を、順次公開する。
