
荒木博行
マイクロソフトの黒歴史「ウィンドウズフォン」はなぜ失敗してしまったのか?
クラウドやAI(人工知能)など新領域を開拓し、未だに目覚ましい成長を続けるマイクロソフト。しかしその躍進も、無数にある「苦い経験」を乗り越えてこそ。ここではモバイルOSでの失敗談を人気ビジネス作家が紹介する。

「なぜイギリス料理は美味しくないのか」歴史と文化をつなげて考える
「学びデザイン」の代表として、学びの啓蒙活動を行う荒木博行氏が、「学びの楽しさを実感するのに最適だ」と絶賛する本がある。

セールスフォースは、顧客管理システム(CRM)を提供する企業として誕生した。しかし、今や同社が提供しているサービスはCRMの領域に限らない。もはや「何屋なのか分からない」状態だ。そして、そうした分かりづらさにつながる背景にこそ、セールスフォース独自の強みがある。

第18回
“鮮魚流通のアマゾン・ドット・コム”を目指す八面六臂の戦略のキーワードは、「泥臭さ」「広いレンズ」「バカなとなるほど」であった。「圧倒的なユニークネス」と「多くの者の共感を呼び揺り動かすビジョン」という一見、相矛盾する要素を兼ね備え、圧倒的な価値を生み出す戦略思考に迫る。

第17回
効率的に鮮魚を届けるプラットフォームサービスを提供する八面六臂。松田雅也社長は「社会に出るまで、起業家になるつもりなど毛頭ありませんでした。する時にはするもの、それが起業」と語った。次なる“壮大過ぎるチャレンジ”とはどんなものか。

第16回
新規参入者の少ない鮮魚流通業界に新風を吹き込んだ、鮮魚流通ベンチャー八面六臂。松田社長は「この商売の勝敗を決めるのは会社規模の大小ではなく、情報処理能力の速さだ」と話す。ITをフル活用させたその戦略とは?

第15回
タクシー業界の規模は縮小の一方で、競争の激化は必然である。そんな中、日本交通・川鍋社長は、タクシー業界そのものにイノベーションを起こしていく存在になりつつある。古い企業や業界を新しく変えていくための秘訣は一体どこにあるのだろうか?

第14回
「暗黒の5年」「リハビリの5年」を経て、攻めに転じた川鍋。「タクシーは拾うから選ぶ時代に」という目標を掲げ、大きく前進を始めた。タクシー業界全体の発展のために連打していった様々なサービス、戦略とはどんなものなのだろうか?

第13回
東京最大手タクシー会社の3代目御曹司。だが入社した時、会社は1900億円の負債を抱え瀕死の状態にあった。「暗黒の5年」「リハビリの5年」を経て、経営者として大きく成長した川鍋氏の変化は、何がもたらしたのだろうか。

第12回
「戦略論なんて必要なんですかね?」医師でありながらも、コンサルタントとして企業の戦略立案や問題解決を実践されてきた武藤さんが笑顔でそう問いかける。彼は「戦略は不要だ」と言いたかった訳ではなく、戦略論は必要だが、それよりも大事なことがある、ということを伝えたかっただけだと思う。

第11回
患者や家族のことを第一に考える――。そんな医療従事者の理想を実現した医師・武藤真祐。「武藤さんのすごいところは、仕事の一番大変な部分を引き受け、自分の力を過信せず、うまく人の力を借りられるところ」と彼の右腕は話す。

第10回
「自宅で最期を迎えたい」と考える人のため、在宅医療を始めた武藤氏。「50代で東大教授に」と言われたエリート医師を経て、高収入の経営コンサルタントに就いた武藤氏は、なぜ現在の仕事を始めることになったのか。そこには、名誉よりお金より欲しかったものの存在があった。

第9回
失敗から学ぶことは大事だが、我々の失敗は何かにつながっているのだろうか?今回は、かつて大きな損失を出して事業を畳んだ辛い経験を経て、再びジーユーの社長として事業を成長軌道に載せている柚木さんのストーリーから、世の中に新たなバリューを生み出していくためのキャリアの積み重ね方を深めていきたい。

第8回
急成長を続けるファッション衣料ブランド「GU(ジーユー)」を率いる柚木治氏。自信に充ち溢れていた時代に挫折を経験し、今では「みんなで勝つことの楽しさ」を知った柚木氏の、キャリアヒストリーと同社の成功の経緯を見ていく。

第7回
野菜事業で26億円の赤字を出し敢え無く撤退。出した辞表はオーナーの柳井正から“金を返せ”と突き返された。あれから10余年。その柚木治氏率いるファッション衣料ブランド「GU(ジーユー)」が気を吐いている。

第6回
絵本や児童書のビジネスを介在に、多くの家族の“幸せな時間”を創り出し、自らも社員にも家族で食卓を囲める働き方や生活を推奨する、絵本ナビの金柿社長。しかしその前身は、超長時間労働が当たり前の“モーレツ企業戦士”だった――。

第5回
「ハードワークだが、子どものためならいつでも休める会社」というビジョンを掲げる絵本サイト、絵本ナビ。年間555万人が利用するサイトにまで成長したが、「サッカーの試合で言えばロスタイムで2点ビハインド」からの逆転劇があった――。

第4回
絵本や児童書のビジネスを介在に、多くの家族の“幸せな時間”を創り出し、自らも社員にも家族で食卓を囲める働き方や生活を推奨。しかしその前身は、超長時間労働が当たり前の“モーレツ企業戦士”だった――。

第3回
アフリカ・タンザニアで防虫蚊帳のビジネスを立ち上げ、マラリア予防や現地経済の活性化に貢献した水野達男氏。今回は、前後編を踏まえ、その戦略的特性につき、グロービス経営大学院教員の荒木博行が先端学説なども引きながら解説する。

第2回
アフリカ・タンザニアで防虫蚊帳のビジネスを立ち上げ、マラリア予防や現地経済の活性化に貢献した水野達男氏。「ゴキブリコンテスト」など破天荒なプランで成果を作ってきた若い頃から芯に置いてきたのは「自分が面白いと思えること」を大切にする信念だった。
