小宮一慶
残業は社員のやる気の表れ、だから残業代は支払うのでどんどん残業をしてほしい――。こんな考えを捨てられない経営者が見落としてしまう、「良い仕事」をするための近道があります。

ゴールデンウイークが終わり、新入社員の皆さんはビジネスパーソンとしての第一歩を実質的に踏み出しました。実は、この時に間違えてしまう人が多いのが「同期との付き合い方」です。

50代以降へのリスキリングは、言ってしまえば、本質的ではない“会社のお荷物”対策にすぎません。実は、リスキリングが本当に必要になるのは、若い世代なのです。その理由をお話ししましょう。

今年も、研修を終えた新入社員・異動や中途採用によって、その職場では“新人”となる社員が配属される季節になりました。そのような新人を部下に持った上司が心がけるべきことは、新人が“二つの心” を養うための環境づくりです。

ChatGPTのようなAIの進化で、将来「知識を仕事に適用することによって生計を立てている人」の多くが職を失うかもしれません。しかし、生き残る仕事は必ずあります。私は、人間がAIに勝るものが「2つ」あると考えています。

新入社員にもいろいろなタイプがいますが、仕事に関して言えば、すぐに仕事を覚えて一人前になって評価される器用なタイプもいれば、仕事を覚えるまでに時間がかかる不器用なタイプもいます。ただし、すぐに仕事を覚える社員が必ずしも優秀なわけではありません。

ビジネスパーソンこそ海外旅行をした方が良い、私はそう思います。海外旅行には「気分転換」以外の大きなメリットがあるからです。

3月は多くの企業で次年度に向けて、昇進や異動などの人事に関する最終調整が行われる時期です。上司にとって、誰を管理職に昇進させるかはとても頭を悩ます問題でしょう。実は出世させる人を見極めるための「3つのポイント」があります。

パワハラ認定や、嫌われるのが怖い…部下に本音が言えない上司が少なからずいます。そんな上司は「自分の本音の正しさ」「部下との信頼関係」を見直しましょう。実は、部下から信頼される上司には「ある資質」が備わっています。

実は、企業経営者には、信心深かったり、験を担いだり、運を大切にしたりする人が多くいます。あの松下幸之助も大切にしていた「運」の正体とは。

採用面接ではいい人材だと思えたのに、採用してみると期待外れだった.…これは、多くの企業の悩みです。今回は、期待はずれの中途採用を防ぐための「3つのルール」をお話しします。

器用で能力のある人ほど、早い段階で「一人前」として扱われます。しかし、そこには罠があります。一見すると目立たない、地道な人が出世することも多いのです。

経営者は、会社の方向性を決定する最高の意思決定者です。ときには直感に頼った素早い意思決定を迫られる場面もありますが、その直感が当たるか外れるかは、修練の深さによります。直感力を磨き、意思決定力を高めるために、経営者は「三つの勉強」が必要です。

仕事は100点未満でOKな上司、100点満点を目指す上司、120点を目指せ!と檄を飛ばす上司……。あなたは、どのタイプの上司が「ハズレ上司」だと思いますか。

経営者や上司の中には「イエスマンであること」を無意識に求めているような人も少なからずいます。部下の立場からすると困るケースです。「上司の判断が間違っている」と思う場面に直面したとき、どう振る舞えば良いのでしょうか。

優秀な部下の転職が絶えない「ハズレ上司」と、有能な上司には「明確な違い」があります。その内容と、若手に多い「転職思考」の落とし穴についてお話ししましょう。

実は、稲盛和夫さんのように「名経営者」と評される人には、共通する三つの条件があります。

上司と部下の関係でも聞く力が重要です。経営の神様と呼ばれた松下幸之助さんは、人の話を聞くことがとてもうまかったそうです。上司に必要な「聞く力」の真髄と、部下側が上司の聞く力を引き出すコツについてお話ししましょう。

アイデアを出しても出しても上司に突き返され、やる気がなくなってくる…。こんな経験をしたビジネスパーソンは多いでしょう。なぜアイデアが通らないのか。原因は3つあります。

「褒め方」を見れば、上司の当たりハズレがわかります。でも、部下は上司を選べません。実力がない、尊敬できない「ハズレ上司」に当たってしまったときはどうすれば良いのでしょうか?ぜひ実践していただきたい「ある教え」があります。
