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優秀な経営者は
「成果」と「結果」を分けて話す
新しい年や新年度の始まりには、経営者は従業員の前で、会社目標を述べる機会が多くなります。経営者なら誰でも具体的な目標を持っているはずなので、漠然とした表現を避け、具体的に語ることで従業員に意図が伝わりやすくなります。

小宮コンサルタンツ代表
その逆の悪い例が岸田首相の会見です。首相の意図が国民に伝わりづらいのは、具体的な目標を持たずに語っているからです。そのため「しかるべきタイミングに適切な対応をとる」とか「丁寧に説明する」という言葉が空虚に聞こえてしまいます。
もうひとつ、会社目標を述べる時に注意しなくてはならないことは、「成果」と「結果」を分けて話すこと。実は優秀な経営者は必ず、両者を分けて話しています。
「成果」と「結果」の違い、あなたはハッキリと説明できるでしょうか?