
及川卓也
九州発のスーパー・トライアルが「小売業のAI化」を実現できた理由
新型コロナウイルスの影響で一変した小売業界の顧客のトレンド。その変化にAIカメラやスマートショッピングカートなどによるDXでいち早く対応し続けているのが、九州を中心にディスカウントスーパーを展開するトライアルグループだ。

接触確認アプリの苦戦から考える「感染を広めないためにITは何ができるか」
新型コロナウイルス接触確認アプリの普及率は約7%と、利用者が増えない状況が続いている。そうした中で、本当に使われるシステムを作るのは、どうすればいいのだろうか。

第14回
普及率3%の「コロナ接触確認アプリ」を浸透させる3つのカギ
新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した人に通知を送る「接触確認アプリ」が6月19日、厚生労働省からリリースされた。多くの人が使い続けないと意味がないアプリだが、23日17時時点での普及率は約3%。このアプリについて及川卓也氏は「プライバシー確保やシビックテックの活用という面で評価できるが、課題も多い」という。

第13回
withコロナ時代のビジネスは「世界は元に戻らない」が大前提になる
新型コロナウイルス感染症の影響が落ち着いても、世界は元には戻らない――。多くの人は、コロナ禍をアノマリーだと認識しているようだが、私は「チェンジ」だと考えている。withコロナ時代、変わる世界で私たちはどう生きればよいのか。

第12回
「直接会えば仕事が進む」とテレワークを嫌がる旧来型社員の幻想
新型コロナウイルスの感染拡大で広がるテレワーク。日本では、こういう状況になっても「本来お会いすべきところを、誠に失礼ながらオンラインで」といった考え方や抵抗感がいまだにあるが「オンラインがオフラインの代わりにならないのは幻想」にすぎない。

第11回
「プロダクトマネジャー」として成功できる人、できない人の違い
プロダクトが単なる「製品」から「事業」へと移行している時代。成功するプロダクトには、優秀な必ず「プロダクトマネジャー」が必要だ。及川卓也氏が、新時代のプロダクトづくりに欠かせない「プロダクトマネジャー」の役割、資質を解説する。

第10回
スマホ、AIスピーカー…機械に合わせられない人間はもう生き残れない
スマートフォンやスマートスピーカー、チャットボットなど、機械が人間に近づき、社会に溶け込むことが当たり前になりつつある。そうした時代において、人は機械とどう共生すべきか。及川卓也氏が、「人が機械に合わせる」ことの重要性を語る。

第9回
デキる上司が「腹の立つ部下」を味方にするためにしていること
「本来、上司と部下は対立する関係ではない」。そう説くのは、エンジニアとしてマイクロソフト、グーグルで活躍した及川卓也氏だ。及川氏がグーグルなどでマネジャーを務めた経験から、上司・部下の関係をお互いの成長へと導くコツを語る。

第8回
日本企業がエンジニア採用を恐れて成長できない3つの理由
企業が変革を実現し、成長し続けるために「人と組織」はどうあるべきなのか。マイクロソフト、グーグルでエンジニアとして活躍した及川卓也氏が、真の変革を進めるために必要な人材を得る方法や、組織づくりについて解説する。

第7回
「デジタルトランスフォーメーション」は組織を思考停止させる呪いの言葉
「デジタルトランスフォーメーション」という名前を部署名につけ、変革を起こそうとする企業が増えている。しかし、本当に成功している企業ほど「デジタルトランスフォーメーション」という言葉は使わないという。その理由は一体なぜか。

第6回
日本の無能なマネジャーは、情報の流れを止める「壊れたルーター」だ
部下の行動を管理することがマネジメントだと思い込んでいるマネジャーは多い。マイクロソフト、グーグルでエンジニアとして活躍した及川卓也氏が「壊れたルーター」と評する日本のダメなマネジャーの問題点とあるべきマネジメントの姿を語る。

第5回
グーグルがアマゾンにはない「最大の武器」で繰り出す次の一手
スマートスピーカー、AIアシスタントの分野ではアマゾンに後れを取ってきたグーグル。起死回生の策として打ち出してきたのは、強みである「検索」を生かした戦略だ。元グーグルのエンジニア及川卓也氏が、グーグルの最新ビジネス戦略を紹介する。

第4回
日本企業のアプリには「おもてなし」の心が足りない
日本は「おもてなし」の国だと思っている日本人は少なくない。しかし、日本発のアプリには、おもてなしの心が足りないのではないか。マイクロソフト、グーグルでエンジニアとして活躍した及川卓也氏はそう指摘する。

第3回
日本人の生産性の低さは「給料」を上げれば全て解決する
2019年4月に関連法が施行され、本格スタートした働き方改革。しかし、その実施が日本企業の競争力をますます低下させる恐れがある――。マイクロソフト、グーグルでエンジニアとして活躍した及川卓也氏はこう指摘する。

第2回
中国「本気のIT化」を嘲笑う日本人の危機的状況
中国の製品・サービスが「安かろう悪かろう」と軽んじられてきたのも、今は昔。QRコード決済やAIなど、テクノロジーの分野で中国は日本を既に追い越し、米国に迫ろうとしている。しかし、日本人には未だに危機感がない人が多いようだ。

第1回
アマゾンの成功から日本の部品メーカーが学ぶべき理由
現在の情報社会で、世界の覇権を握っている4大企業GAFA。その共通点は「プラットフォーマー」であることだ。マイクロソフト、グーグルで活躍した及川卓也氏が、今後、日本企業がプラットフォーマーとして生き残るためのすべを解説する。
