The Wall Street Journal



新型コロナ流行下の瀕死(ひんし)状態から立ち直りつつあるとはいえ、クルーズ船業界の投資家は、些細(ささい)なことですぐに救命ボートに殺到してしまう。

米国人に飲酒量を減らすよう推奨することは、すでに一部の顧客層を失いつつある業界にとって打撃となる。

中国は若干の元安を容認している。だがこれは、米国の「通商タカ派」が主張するような、輸出市場での競争力を高める意図的な戦略だとは言い難い。








カナダのオイルサンドはかつて、高コストで汚染源にもなることから、米国の急成長するシェールオイルの陰で目立たない「きょうだい」だった。だが今は違う。

フォルクスワーゲン(VW)とリビアンの提携で、リビアンは最も必要としている現金を手に入れる。一方、VWが得るものはリビアンほど明確ではない。




ウォール街で金利ピーク観測が強まる中、キャッシュ投資家が選択を迫られている。利息収入が減ってもそれを保持するか、別の運用方法を見いだすかという選択だ。

欧州の極右政党は権力に近づくにつれ、自らの目標を「EU離脱」から「EUにとどまって内側から改革すること」へとシフトさせている。
