ヘルスデーニュース
「音楽教育は子どもを賢くする」はウソだった!?
知的能力を高めることを目的に子どもにピアノなどを学ばせても、効果は見込めないかもしれない。音楽教育と子どもの知的能力との関連について検討した54件の研究結果を分析した研究で、音楽教育が子どもの認知スキル、学業成績、読み書きに良い影響を与えるわけではない可能性が示されたのだ。詳細は、「Memory & Cognition」7月29日オンライン版に掲載された。

日本食は死亡リスクを下げる!やはり「健康長寿食」だった
日本食は、やはり体に良いようだ。日本食パターンのスコアが高い食生活を送っている人ほど死亡リスクが低いという、縦断研究の結果が報告された。国立がん研究センターなどによる多目的コホート研究(JPHC研究)によるもので、詳細は「European Journal of Nutrition」7月16日オンライン版に掲載された。

「週に1回のチョコレート」が心臓病リスクを減らす?米国が発表
チョコレートを1週間に1回以上食べる人は、心臓病になるリスクが低い可能性があるという。米ベイラー医科大学のChayakrit Krittanawong氏らの研究によるもので、詳細は「European Journal of Preventive Cardiology」7月22日オンライン版に掲載された。

コーヒーの「健康神話」を鵜呑みにしてはいけない理由
コーヒーにはさまざまな健康上のメリットが認められる。しかし、あくまでも楽しむためにコーヒーを飲むべきであり、疾患の予防のために飲むべきではないとする総説が、「The New England Journal of Medicine」7月23日オンライン版に掲載された。筆頭著者であるシンガポール国立大学のRob van Dam氏は、「健康への影響を及ぼす食事性因子の中で、世界でこれほど多くの人がこれほど頻繁に曝露する因子は他にない。コーヒー摂取の影響を知ることは重要である」と述べている。

中学までの不登校が、成人後の投票率・進学率・雇用率の低下に影響?
幼稚園から8年生(日本の中学2年生に相当)までの間に学校等を休む日が多いと、成人を迎えてから悪影響が現れる可能性のあることが、米オハイオ州立大学人間科学部のArya Ansari氏らによる研究で示された。

ストレスが多いと血糖値が高くなる意外な理由
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックによって人々のストレスが高まっている。このようなストレス負荷のある状況では血糖値が高くなりやすくなり、糖尿病患者では血糖コントロールの悪化につながる可能性を示す論文が、「Psychoneuroendocrinology」7月13日オンライン版に掲載された。

塩分過多が直接EDを引き起こす意外なメカニズム
塩分摂取量が多いと高血圧のリスクが上がることには強いエビデンスがあり、また、高血圧が勃起障害(ED)のリスク因子であることもよく知られている。しかし、塩分過多は高血圧を介した経路とは別に、直接的にEDを引き起こす可能性が報告された。

18~20時間の断続的な「プチ断食」が減量に有効な理由
1日の中で飲食してもよい時間を制限する「時間制限付きファスティング(断食)」が、減量に有効である可能性を示した小規模臨床試験の結果が明らかになった。

朝食に卵ではなく豆腐を選べば長生きできる?米国が発表した理由
朝食には卵の代わりに豆腐を食べ、料理には牛肉ではなく豆を使うようにすれば長生きできるかもしれない―。そんな研究結果を、米国立がん研究所(NCI)のJiaqi Huang氏らが「JAMA Internal Medicine」7月13日オンライン版に発表した。

メタボ撃退の秘訣は「休日の座位時間」を減らすことだった?
メタボリックシンドローム(MetS)を防ぐには、身体活動を増やすことが大切だが、特に休日の座位時間(座っている時間)を減らすことが重要である可能性が報告された。労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所の蘇リナ氏らの研究によるもので、詳細は「International Journal of Environmental Research and Public Health」5月30日オンライン版に掲載された。

アレルギーの正体、前向きな気持ちになると改善する理由
アレルギー疾患の症状は、気持ちが前向きなときは軽快することが、その詳しいメカニズムとともに明らかになった。脳内の「ドパミン報酬系」が活性化すると、アレルギー反応が抑制されるのだという。山梨大学医学部免疫学講座の中尾篤人氏らの研究によるもので、詳細は「Allergy」6月13日オンライン版に掲載された。

犬の年齢の新しい計算式が解明、「7倍すれば人間の年齢」は誤り?
犬の年齢を7倍すれば人間の年齢になる。そんな長年の通説を覆す研究結果が、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)医学部教授のTrey Ideker氏らにより発表された。DNAの経時的な変化をマッピングすることで、犬の年齢と人間の年齢をより正確に比較できる新たな計算式が開発されたのである。研究結果の詳細は、「Cell Systems」7月2日オンライン版に掲載された。

花の画像を数秒見るとストレスが減る科学的な理由
花の“癒し効果”が科学的に証明された。ディスプレイに表示された花の画像を見るだけでも効果があるという。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の望月寛子氏らの研究によるもので、詳細は「Journal of Environmental Psychology」6月号オンライン版に掲載された。

浅い眠り「レム睡眠」の長さが寿命に影響する?
健康を保つには深い眠りが欠かせないとされるが、浅い眠りであっても、短すぎると健康に影響するようだ。米スタンフォード大学のEileen Leary氏らの研究から、浅い眠りの「レム睡眠」の時間が短すぎると寿命が短縮する可能性があることが分かった。研究結果の詳細は「JAMA Neurology」7月6日オンライン版に掲載された。

中年期に肥満だと認知症発症リスクが上がる?英国が発表
中年期に肥満であると、認知症の発症リスクが高くなる可能性のあることが、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のDorina Cadar氏らによる大規模研究で明らかにされた。Cadar氏は「公衆衛生的介入により、認知症を全てではないにしてもかなりの割合で予防できるようになるのではないかと期待している」と述べている。詳細は「International Journal of Epidemiology」6月23日オンライン版に掲載された。

大豆食品が、膵臓がんのリスクを高める?
大豆食品は、心血管疾患や一部のがんのリスクを下げることが報告されているが、膵臓がんに関しては別かもしれない。国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究グループの研究から、大豆食品の中でも非発酵性の食品は、膵臓がんのリスクを高める可能性のあることが報告された。詳細は「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」6月号に掲載された。

運動が早死にを防ぐ理由、年間390万人が早死にを回避
運動といえば、運動不足の蔓延がしばしば問題として指摘されるが、運動について異なる角度から検討した新たな研究で、運動が世界で年間約390万件の早期死亡の回避に役立っていることが明らかにされた。研究結果は「The Lancet Global Health」7月号に掲載された。

コーヒー・緑茶が血管年齢を若返らせる?
コーヒーや緑茶の摂取量が多い中年期の女性は、BMIや体脂肪率が低く、血管の柔軟性が保たれていることを示す結果が報告された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座の寺内公一氏らの論文が、「Nutrients」5月11日オンライン版に掲載された。

夕食の時間が遅いと寝ている間に体重が増える決定的な理由
夕食を遅い時間に取る人は、体重に注意した方が良いかもしれない。「Journal of Clinical Endocrinology&Metabolism」6月11日オンライン版に掲載された報告によると、夕食のタイミングが遅い場合、寝ている間に体重が増える可能性があるという。

ミルクチョコ、乳製品が大人のニキビを増やす理由
成人を対象とした研究から、砂糖や脂肪分を多く含む食品は、ニキビ(ざ瘡)のリスクを上昇させる可能性のあることが明らかにされた。思春期を過ぎてもニキビに悩まされている人は、特定の食品を避ける必要がありそうだ。
