ヘルスデーニュース
ストレスが多いと血糖値が高くなる意外な理由
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックによって人々のストレスが高まっている。このようなストレス負荷のある状況では血糖値が高くなりやすくなり、糖尿病患者では血糖コントロールの悪化につながる可能性を示す論文が、「Psychoneuroendocrinology」7月13日オンライン版に掲載された。

塩分過多が直接EDを引き起こす意外なメカニズム
塩分摂取量が多いと高血圧のリスクが上がることには強いエビデンスがあり、また、高血圧が勃起障害(ED)のリスク因子であることもよく知られている。しかし、塩分過多は高血圧を介した経路とは別に、直接的にEDを引き起こす可能性が報告された。

18~20時間の断続的な「プチ断食」が減量に有効な理由
1日の中で飲食してもよい時間を制限する「時間制限付きファスティング(断食)」が、減量に有効である可能性を示した小規模臨床試験の結果が明らかになった。

朝食に卵ではなく豆腐を選べば長生きできる?米国が発表した理由
朝食には卵の代わりに豆腐を食べ、料理には牛肉ではなく豆を使うようにすれば長生きできるかもしれない―。そんな研究結果を、米国立がん研究所(NCI)のJiaqi Huang氏らが「JAMA Internal Medicine」7月13日オンライン版に発表した。

メタボ撃退の秘訣は「休日の座位時間」を減らすことだった?
メタボリックシンドローム(MetS)を防ぐには、身体活動を増やすことが大切だが、特に休日の座位時間(座っている時間)を減らすことが重要である可能性が報告された。労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所の蘇リナ氏らの研究によるもので、詳細は「International Journal of Environmental Research and Public Health」5月30日オンライン版に掲載された。

アレルギーの正体、前向きな気持ちになると改善する理由
アレルギー疾患の症状は、気持ちが前向きなときは軽快することが、その詳しいメカニズムとともに明らかになった。脳内の「ドパミン報酬系」が活性化すると、アレルギー反応が抑制されるのだという。山梨大学医学部免疫学講座の中尾篤人氏らの研究によるもので、詳細は「Allergy」6月13日オンライン版に掲載された。

犬の年齢の新しい計算式が解明、「7倍すれば人間の年齢」は誤り?
犬の年齢を7倍すれば人間の年齢になる。そんな長年の通説を覆す研究結果が、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)医学部教授のTrey Ideker氏らにより発表された。DNAの経時的な変化をマッピングすることで、犬の年齢と人間の年齢をより正確に比較できる新たな計算式が開発されたのである。研究結果の詳細は、「Cell Systems」7月2日オンライン版に掲載された。

花の画像を数秒見るとストレスが減る科学的な理由
花の“癒し効果”が科学的に証明された。ディスプレイに表示された花の画像を見るだけでも効果があるという。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の望月寛子氏らの研究によるもので、詳細は「Journal of Environmental Psychology」6月号オンライン版に掲載された。

浅い眠り「レム睡眠」の長さが寿命に影響する?
健康を保つには深い眠りが欠かせないとされるが、浅い眠りであっても、短すぎると健康に影響するようだ。米スタンフォード大学のEileen Leary氏らの研究から、浅い眠りの「レム睡眠」の時間が短すぎると寿命が短縮する可能性があることが分かった。研究結果の詳細は「JAMA Neurology」7月6日オンライン版に掲載された。

中年期に肥満だと認知症発症リスクが上がる?英国が発表
中年期に肥満であると、認知症の発症リスクが高くなる可能性のあることが、英ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のDorina Cadar氏らによる大規模研究で明らかにされた。Cadar氏は「公衆衛生的介入により、認知症を全てではないにしてもかなりの割合で予防できるようになるのではないかと期待している」と述べている。詳細は「International Journal of Epidemiology」6月23日オンライン版に掲載された。

大豆食品が、膵臓がんのリスクを高める?
大豆食品は、心血管疾患や一部のがんのリスクを下げることが報告されているが、膵臓がんに関しては別かもしれない。国立がん研究センターなどの多目的コホート(JPHC)研究グループの研究から、大豆食品の中でも非発酵性の食品は、膵臓がんのリスクを高める可能性のあることが報告された。詳細は「Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention」6月号に掲載された。

運動が早死にを防ぐ理由、年間390万人が早死にを回避
運動といえば、運動不足の蔓延がしばしば問題として指摘されるが、運動について異なる角度から検討した新たな研究で、運動が世界で年間約390万件の早期死亡の回避に役立っていることが明らかにされた。研究結果は「The Lancet Global Health」7月号に掲載された。

コーヒー・緑茶が血管年齢を若返らせる?
コーヒーや緑茶の摂取量が多い中年期の女性は、BMIや体脂肪率が低く、血管の柔軟性が保たれていることを示す結果が報告された。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科茨城県地域産科婦人科学講座の寺内公一氏らの論文が、「Nutrients」5月11日オンライン版に掲載された。

夕食の時間が遅いと寝ている間に体重が増える決定的な理由
夕食を遅い時間に取る人は、体重に注意した方が良いかもしれない。「Journal of Clinical Endocrinology&Metabolism」6月11日オンライン版に掲載された報告によると、夕食のタイミングが遅い場合、寝ている間に体重が増える可能性があるという。

ミルクチョコ、乳製品が大人のニキビを増やす理由
成人を対象とした研究から、砂糖や脂肪分を多く含む食品は、ニキビ(ざ瘡)のリスクを上昇させる可能性のあることが明らかにされた。思春期を過ぎてもニキビに悩まされている人は、特定の食品を避ける必要がありそうだ。

糖尿病は脳卒中発症後の認知機能にも影響、対策は?
糖尿病患者は脳卒中の発症リスクが高い。しかし、新たに報告された研究によると、糖尿病の影響は脳卒中発症後にも及び、糖尿病のない人に比べて認知機能が大きく低下する可能性があるという。ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)のJessica Lo氏らの研究によるもので、詳細は「Stroke」5月14日オンライン版に掲載された。

子どもの食べ物の好き嫌いは成長しても治らない?親ができることとは
食べ物の好き嫌いが多い子どもでも、時が経てば何でも食べるようになるだろうと期待している親には残念な研究結果が報告された。米ミシガン大学C.S. Mott小児病院のMegan Pesch氏らによる研究から、4歳時に食べ物の好き嫌いが多かった子どもは、9歳になっても食べられない食品が多く、好き嫌いは成長過程で現れる一過性のものではなく、その子どもの特性である可能性が示された。研究結果の詳細は「Pediatrics」5月26日オンライン版に発表された。

甘すぎる飲み物が腎臓を害する理由、「果糖ブドウ糖液糖」に要注意
甘味飲料の中には腎臓を障害するリスクを持つものがあることが報告された。果糖(フルクトース)コーンシロップで甘く加工したソフトドリンクを摂取すると、腎臓内部の血管抵抗が有意に上昇するという。米ニューヨーク州立大学バッファロー校のChristopher Chapman氏らの研究の結果であり、「American Journal of Physiology. Renal Physiology」4月6日オンライン版に掲載された。

遺伝性の脂質異常症「家族性高コレステロール血症」は心疾患患者に多い?
家族性高コレステロール血症(FH)は、生まれつき血中コレステロール値が高い遺伝性疾患で、患者数は世界で約2500万人に上ると推定されている。そんな中、米国心臓協会(AHA)が発行する「Circulation」6月2日号に掲載された新たな研究で、特に、心血管疾患患者でFHの有病者が多いことが明らかになった。この論文の著者の一人で英インペリアル・カレッジ・ロンドン(ICL)の臨床研究フェローであるAntonio J. Vallejo-Vaz氏は、「FHの早期発見に向けたスクリーニングプログラムの必要性が強く示された」としている。

「ケトダイエット」が炎症抑制、免疫系の調整に有効?米国研究者らが発表
エネルギー源を糖質から脂質に切り替える食事法「ケトジェニック・ダイエット(ケトダイエット)」を始める人が増えている。このケトダイエットが、腸内細菌叢に影響を与える可能性があることが、米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のPeter Turnbaugh氏らが「Cell」5月20日オンライン版に発表した研究で示された。ケトダイエットが過剰な炎症の抑制、免疫系の調整につながる可能性もあるという。
