ヘルスデーニュース
長生きは1日400gの果物と野菜から!鍵を握る「ある栄養素」とは?
1日3サービング(サービングは食事の提供量の単位)の野菜と2サービングの果物の摂取は長生きにつながるとする研究結果が、「Circulation」に3月1日報告された。研究を実施した米ハーバード大学医学大学院のDong Wang氏らは、「研究結果は、1日に5サービングの野菜と果物の摂取を推奨している米国の食事に関する勧告や健康推進運動(5 A DAY運動)を支持するものだ」と述べている。

睡眠不足は認知症リスクを高める、5時間未満の睡眠ではリスクが2倍に?
夜の睡眠時間が短い高齢者では、認知症または死亡のリスクが高い可能性があるとする研究結果を、米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院のRebecca Robbins氏らが報告した。睡眠時間が5時間未満の高齢者では、睡眠時間が7~8時間の高齢者と比べて、認知症の発症リスクが約2倍であることが示されたという。研究結果は、「Aging」2月15日号に掲載された。

胸焼けに要注意?胃食道逆流症で食道がん・喉頭がんのリスクが増加
慢性的な胸焼けが続く胃食道逆流症(GERD)を抱える患者では、食道がんや喉頭がんのリスクが高まる可能性が、米国立がん研究所(NCI)のChristian Abnet氏らによる大規模研究で示唆された。50歳以上の米国人約49万人のデータを分析した結果、GERD患者ではGERDのない人と比べて、喉頭がんまたは食道がんを発症するリスクが約2倍高かったという。この研究結果は、「Cancer」に2月22日発表された。

新型コロナ既感染者のワクチン接種は1回で十分?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患したことがある人のワクチン接種は、1回だけで十分な可能性を示す2件の小規模研究の結果が報告された。これらの人では、追加免疫(ブースター)を目的とした2回目のワクチン接種後に見られるようなレベルの免疫反応が、1回の接種後に得られたという。これら2件の研究結果は、査読前の論文が公開されるプレプリントサーバーである「medRxiv」(2月1日、2月5日)に掲載された。

座りっぱなしは超危険!運動不足の人が心臓発作で突然死しやすい理由
ふだんの身体活動量が多い人は、仮に心筋梗塞の発作を起こしたとしても、直ちに死につながる可能性が低いことが明らかになった。逆に言うと、ふだん座りがちな生活をしている人は、心筋梗塞の発作が死につながりやすいということだ。

子どものしつけは「言葉での説明」が良いとは限らない理由
子育て中の親の多くは、子どもの行動に関する専門家が体罰を否定していることを知っているだろう。しかし、いわゆる“肯定的な”子育てが必ずしもうまくいくとは限らないことを示唆する研究結果が、米ミシガン大学アナーバー校のAndrew Grogan-Kaylor氏らにより報告された。

緑茶が脳卒中や心筋梗塞後の死亡リスクを下げる?
脳卒中や心筋梗塞で一命を取りとめたら、緑茶を摂取すると良いかもしれない――。緑茶やコーヒーの摂取量と死亡リスクとの関連を調べた、大阪大学大学院医学系研究科社会医学講座公衆衛生学の磯博康氏らの研究結果が、「Stroke」に2月4日掲載された。

とても賢い一部の犬は、訓練なしですぐに言葉を覚えることが判明
ほとんどの犬は、多くの訓練なしでは物の名前などを覚えることができない。しかし、例外的に優れた能力を持つ一部の犬は、正式な訓練を行わなくても、飼い主との遊びの中で言葉を習得することができるとする研究結果が報告されました。

日本食パターンの食生活に変えた人は、認知症リスクが低下する
日本食パターンの食事(日本食らしい食事)を取っている人は認知症のリスクが低いことが知られている。しかし、その食生活を維持せずに、日本食パターンから遠い食生活に変化してしまった人は認知症リスクが上昇してしまうことが、3,000人以上の日本人を追跡した結果から明らかになった。反対に、日本食パターンに近い食生活に変化した人は、認知症リスクが低下するという結果も明らかになった。

2型糖尿病患者が低炭水化物食で血糖コントロールできるのは6カ月間だけ?
2型糖尿病患者が低炭水化物食による食事療法を始めると、初めの6カ月間は血糖コントロールに役立つが、そのメリットは時間の経過とともに衰える可能性が報告された。オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)のGrant Brinkworth氏らが行ったシステマティックレビューとメタ解析の結果であり「The BMJ」に1月13日、論文が掲載された。

アジア人の白髪が増える年齢が判明、人種や民族によって違う「髪の老化」
人種や民族によって加齢に伴う毛髪の変化に違いはあるのだろうか? 米ボストン大学皮膚科学准教授のNeelam Vashi氏らの研究によると、その答えは「イエス」のようだ。「Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology」2021年1月号に掲載されたこの研究では、白髪が増え始める時期やダメージの受け方などに人種や民族が影響している可能性が示されたという。

冬はダイエットに最適だった!寒い場所での運動で脂肪燃焼量「約4倍」も
同じ運動でも、寒い場所で行った方が温かい場所で行うよりも脂肪燃焼量が多いことを示したデータが報告された。この研究では、その差は約4倍に上ったという。

新型コロナは消滅しないが、将来ただの風邪になる?米研究者らが発表
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は今後も長い間、新型コロナウイルスがいなくなる可能性は低いとする分析結果を、米エモリー大学などの研究グループが発表した。一方、良いニュースもある。同グループの分析では、今後ウイルスがいなくなることはないが、感染しても入院や死に至ることはまれで、煩わしさや不快感をもたらすだけの軽い病気になる可能性が高いことも分かったという。

新型コロナウイルス・ワクチンでよくあるQ&A、専門家が解説!
「安全性・有効性は?」「メカニズムは?」新型コロナウイルスワクチンの開発が続く中、数々の疑問も浮上している。そんな中、米ペン・ステート・ヘルスの専門家らが、よくある質問に対する回答を示した。

新型コロナワクチン、承認用量の2回接種が必須
できるだけ多くの人々が新型コロナウイルスのワクチンを接種できるようにするため、接種回数を減らすなど、さまざまなワクチン接種方法の是非が国際的に議論されている。こうした中、米食品医薬品局(FDA)長官のStephen Hahn氏らは1月4日、米モデルナ社や米ファイザー社が開発した新型コロナウイルスのワクチンを接種する米国民は、必ず承認された通りの用量を2回接種すべきだとする声明を発表した。

慢性腰痛に「運動療法の個別化」が有効、安静期間の長期化で症状悪化も
慢性の非特異的腰痛に対する運動療法を、患者の状態に応じ個別化することで、より大きな症状改善を期待できることが分かった。米ワシントン大学のLinda Van Dillen氏らが行ったランダム化比較試験の結果であり、詳細は「JAMA Neurology」に12月28日掲載された。

新型コロナ感染、マスクでどこまで防止できるのか?
マスク着用により新型コロナウイルスの飛沫感染を制限できるものの、十分な感染防止には、飛沫を出す人から少なくとも6フィート(約1.8m)離れていなければならない可能性が報告された。研究結果の詳細は、「Physics of Fluids」に12月22日掲載された。

新型コロナ、「ワクチンを打てば感染対策は不要」が間違いな理由
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチンの接種が一部の国で開始され、国内でも今春の接種開始が見込まれている。ワクチン接種さえ受ければ以前の日常を取り戻せると、期待を膨らませている人もいるだろう。しかし、感染症の専門家は、ワクチンを接種したからといって感染予防策が不要になるわけではなく、引き続きマスクを着用し、社会的距離を維持する必要があると警告している。

新型コロナ、致死率はインフルエンザよりもはるかに高い
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は季節性インフルエンザ(以下、インフルエンザ)よりも重症化しやすく、致死率も高いことを示した2件の研究結果が報告された。

魚に多く含まれる「EPA」には人を幸せにする可能性がある
魚を食べると幸せになれるかもしれない――。日本人女性を対象に行った研究から、魚油に多く含まれている「エイコサペンタエン酸(EPA)」の血中濃度が高い人ほど、幸福感が高いという関連が報告された。ただし、同じように魚油に多く含まれている「ドコサヘキサエン酸(DHA)」については、やや異なる結果が示された。両者はいずれもオメガ3(ω3)脂肪酸という必須脂肪酸だが、メンタルヘルスへの影響は同等でない可能性がある。
