田中靖浩
寂しい晩年を過ごしたのち200年を経て人気が復活したヴィヴァルディの人生<希代の音楽家に「稼ぐ力」の秘訣を学ぶ:その4>
「四季」など数々の名曲を生み出した18世紀の音楽家ヴィヴァルディ。当時のショービジネス界で大活躍しながら寂しい晩年を迎えた彼の人生と、20世紀に入って人気が復活した背景について、『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカーー500年の物語』など多くの著書がある会計士で、音楽をこよなく愛する田中靖浩氏が分析します。

マネタイズとグローバル戦略にもたけていた!「ハレルヤコーラス」で知られるヘンデルのビジネス展開力<希代の音楽家に「稼ぐ力」の秘訣を学ぶ:その3>
「ハレルヤコーラス」など著名な名曲を多く残した音楽家ヘンデル。同時代を生きたバッハが当時の音楽家として正統派キャリアを歩んだとすれば、ヘンデルは実力主義的「やりたいようにやったるぜ」人生を送り、ビジネス展開力にもたけていたようです。その人生について、『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカーー500年の物語』など多くの著書がある会計士で、音楽をこよなく愛する田中靖浩氏が分析します。

楽聖ベートーヴェンのブランド力は生前と死後の2回高まった<希代の音楽家に「稼ぐ力」の秘訣を学ぶ:その2>
ベートーヴェンが「難聴に負けなかった不屈の魂を持つ男」であることは、あまりにも有名です。ただ音楽家の権威化・偶像化にはビジネスの匂いも漂っている……その背景について、『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカーー500年の物語』など多くの著書がある会計士で、音楽をこよなく愛する田中靖浩氏が分析します。

「雇われ」と「フリー」どちらを選ぶかで悩んだ天才音楽家モーツァルト<希代の音楽家に「稼ぐ力」の秘訣を学ぶ:その1>
多くの名曲を残したモーツァルト。天才音楽家の名をほしいままにした彼の音楽家としての人生に、実は私たちビジネスパーソンが学ぶべき教訓が散りばめられているのです。『会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカーー500年の物語』など多くの著書がある会計士で、音楽をこよなく愛する田中靖浩氏の分析です。

人生、何が起こるか分かりません。定年後は、親の介護などで経済的に不安になることもあるかもしれません。たとえ副業でも、40代のうちから自分で稼ぐ力をつけておけば定年後も働けます。フリーランスは、まさかのための保険でもあります。

2019年、金融庁が公表した「老後2000万円問題」が世間に衝撃を与えました。しかし、必要なお金は人によって違います。定年後も働くのか、働かないのか、倹約生活を送るのか、多少の贅沢はしたいのか――。2000万円は、あくまで試算にすぎません。甘すぎる見積もりは厳禁です。

定年と同時に、抜け殻になってしまう人がいます。特に、出世のために「会社100%」で生きてきたような人は、それを失ったときの喪失感や無力感があまりにも大きいのです。老後にヒマをもてあます「ただの人」にならないためには、定年後も働くことをおすすめします。
