吉永ケンジ

(よしなが・けんじ)
安全保障ジャーナリスト、セキュリティコンサルタント

防衛省などで30年以上にわたり、対スパイ活動や海外情報収集などHUMIT(人的情報活動)の最前線に従事した元インテリジェンスオフィサー。現在は、安全保障ジャーナリストとして活動しつつ、経済安全保障に関する脅威分析や産業スパイ、営業秘密漏洩、盗聴・盗撮などセキュリティインシデントに関して、企業へのコンサルティングや講演を行う。また、修士(国際情報)、日本国際情報学会に所属し、主に韓国の政軍関係、情報機関、防衛産業をフィールドに学術研究する。著書に監修『わたしたちもみんな子どもだった 戦争が日常だった私たちの体験記』(ハガツサブックス)がある。 Twitter:@yk_seculligence

金正恩を暗殺する“韓国軍の秘密部隊”のはずなのに…非常戒厳で世界にさらされた「残念すぎる姿」とは?
吉永ケンジ
韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(現在、職務停止中)が12月3日深夜に宣布した非常戒厳で、韓国軍の精鋭部隊「第707特殊任務団」が姿を現した。この部隊は米陸軍のデルタフォースや陸上自衛隊の特殊作戦群と同様に秘密のベールに隠されており、有事には北朝鮮の金正恩氏を暗殺する「斬首作戦」を遂行する。日本はおろか韓国でもほとんど知られていない韓国軍の特殊作戦部隊の隠された実態を解き明かす。
金正恩を暗殺する“韓国軍の秘密部隊”のはずなのに…非常戒厳で世界にさらされた「残念すぎる姿」とは?
【独自】沈没した掃海艇「うくしま」に衝撃情報!秘密文書や小銃が漂着の可能性も
吉永ケンジ
海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が11月11日、福岡県宗像市沖で火災を起こし沈没した。この件について、筆者は前回の記事で、同型の掃海艇で似たような原因の火災が発生していたことを突き止め、再発防止がとられていなかった疑念を指摘した。さらに今回、自衛艦が沈没するに際して、必ずとらなければならない措置が講じられていなかった可能性が新たに浮上した。
【独自】沈没した掃海艇「うくしま」に衝撃情報!秘密文書や小銃が漂着の可能性も
「ハッキリ言って異常事態」海自掃海艇でまた火災、沈没事故が「起こるべくして起きた」ワケ
吉永ケンジ
海上自衛隊の掃海艇「うくしま」が11日、機関室で発生した火災によって、玄界灘に沈んだ。機関室で当直に就いていた隊員一人が行方不明だという。海自艦艇の沈没としては2例目だが、国際法上、「軍艦」として扱われる「自衛艦」としては初めてのこと。事故の原因は今後の調査で明らかにされるが、実は4年前にも掃海艇が機関室からの火災を起こしていた。過去の事故から何が見えてくるのか。防衛省出身ジャーナリストが解き明かす。
「ハッキリ言って異常事態」海自掃海艇でまた火災、沈没事故が「起こるべくして起きた」ワケ
「ソマリアの海賊」を上空から監視、海自航空隊の「ウラ任務」とは?真の警戒対象は別にあった!
吉永ケンジ
日本の海上自衛隊は、公海上の治安維持に貢献するべく、ソマリア沖やアデン湾で「海賊対処行動」に従事している。中でも、海自航空隊は東アジアのジブチに拠点を設け、上空から海賊の監視・対処に当たっている。だが実は、「海賊の監視」は航空隊に課せられた「表の任務」であり、「裏の任務」は他にあるというのが専らの見方である。それは一体何なのか。防衛省出身のジャーナリストが徹底考察する。
「ソマリアの海賊」を上空から監視、海自航空隊の「ウラ任務」とは?真の警戒対象は別にあった!
「ソマリアの海賊」を24時間監視する海自隊員の日常、海賊との戦い方は?恋人との電話はOK?給料にも迫る
吉永ケンジ
海上自衛隊はかねて、ソマリア沖やアデン湾での「海賊対処行動」を粛々と行ってきた。だが、その実態は世間にあまり知られていない。そこで今回は、船上から海賊を監視し続ける隊員たちの日常を、防衛省出身のジャーナリストが解説する。船上での生活や、海賊を発見した際の対象法、そして給料事情はどうなっているのか――。
「ソマリアの海賊」を24時間監視する海自隊員の日常、海賊との戦い方は?恋人との電話はOK?給料にも迫る
「感謝されているうちに撤収せよ」自衛隊の被災地支援、意外な鉄則の深いワケ
吉永ケンジ
「3.11」を迎えるに当たって、自衛隊の災害派遣の内情を赤裸々に論じてみたい。先般の能登半島地震では「後手に回っている」と批判を集めたが、自衛隊は本当に“無策”だったのか。被災地支援で自衛官が苦労する「意外なこと」とは――。
「感謝されているうちに撤収せよ」自衛隊の被災地支援、意外な鉄則の深いワケ
「上官を脅しにかかる始末」自衛隊セクハラ・パワハラ調査で思わぬ弊害、現役幹部が吐露
吉永ケンジ
元女性自衛官・五ノ井里奈さんに対する性暴力事件の発覚を機に、自衛隊内で行われているハラスメント調査が「特別防衛監察」だ。組織内の自浄作用を働かせる健全な試みだといえるが、実は現職自衛官からの評判があまり良くない。その「思わぬ弊害」と、自衛隊内で自浄作用が働かなくなった場合の「恐るべき末路」を、防衛省出身のジャーナリストが解説する。
「上官を脅しにかかる始末」自衛隊セクハラ・パワハラ調査で思わぬ弊害、現役幹部が吐露
海自「潜水艦隊」の過酷な訓練・任務、隊員が「死刑宣告」と語る恐怖の音とは?
吉永ケンジ
米海軍が原子力潜水艦を中東周辺に送り込み、ロシアが潜水艦発射弾道ミサイルの発射実験を行うなど、軍事における潜水艦の重要性を改めて認識する機会が増えている。そして実のところ、日本は潜水艦を自国で設計・建造できる数少ない潜水艦建造国に数えられる。海上自衛隊の最新鋭潜水艦を駆使して任務に当たっているのは「潜水艦隊」の隊員だ。あまり国民の目に触れることはないが、潜水艦隊の隊員はどんな任務に取り組んでいるのか。防衛省出身のジャーナリストが解説する。
海自「潜水艦隊」の過酷な訓練・任務、隊員が「死刑宣告」と語る恐怖の音とは?
海自「潜水艦隊」の過酷な深海3K生活、抱き枕は魚雷!?帰宅したら新妻が…年収にも迫る
吉永ケンジ
あまり国民の目に触れることはないが、潜水艦隊の隊員は「3K(きつい、汚い、危険)」とされる潜水艦内で過酷な任務に取り組んでいる。何しろ、睡眠や入浴もままならない環境なのだ。こうした過酷な労働環境に見合うかは判断が分かれるところだが、隊員たちは“悪くない年収”を手にしている。では、具体的にどの程度なのか。知られざる「潜水艦内での生活」や「年収」について、防衛省出身のジャーナリストが解説する。
海自「潜水艦隊」の過酷な深海3K生活、抱き枕は魚雷!?帰宅したら新妻が…年収にも迫る
自衛隊関係者が「ヤバい」と絶句…北朝鮮の軍事パレードで“あってはならない光景”目撃
吉永ケンジ
陸上自衛隊の高機動車が海外流出した問題がメディアを騒がせている。タイなどで車両が確認されているほか、ロシア軍がウクライナ紛争で使っているとの疑惑もある。だが、この問題が取りざたされる前にも、自衛隊の関係者が「あれはヤバい」と警鐘を鳴らしていた事案がある。実は陸自の「軽装甲機動車」に酷似した4輪装甲車が、3年前に北朝鮮の軍事パレードで目撃されていたのだ。詳細は明らかになっていないが、一体何が起きていたのか。防衛省出身のジャーナリストが考察する。
自衛隊関係者が「ヤバい」と絶句…北朝鮮の軍事パレードで“あってはならない光景”目撃
VIVANTで話題の「別班」殺人OKって本当?戸籍は消されるの?防衛省出身ジャーナリストが考察
吉永ケンジ
TBS系の日曜劇場「VIVANT」が大盛り上がりだ。ドラマの中で自衛隊の秘密組織として描かれている「別班」についても、その内情を解説する記事が出てきている。そこで防衛省などで30年以上にわたり、対スパイ活動や海外情報収集などに携わってきた筆者も筆を執ることにした。「別班に入ると戸籍や自衛官としての身分は抹消されるの?」「現実世界の別班も海外で活動し、殺人を含むミッションを行っているの?」といった疑問にお答えしていこう。
VIVANTで話題の「別班」殺人OKって本当?戸籍は消されるの?防衛省出身ジャーナリストが考察
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