今まで曖昧だったネットの
「マナー」や「ルール」などを提唱!

 今や、ビジネスでもプライベートでも、ネットなしでは夜も日も明けません。しかも、メールはもちろん、ブログやミクシィやツイッター、さらにはフェイスブックなど、新しいツールが次々と登場してきています。

 しかし、ネットにおけるマナーは、いまだに確立しているとは言えず、知らず知らずのうちに「非常識」な行為をしたり「マナー違反」を犯したりして、さまざまな落とし穴にはまり込むことも多いものです。大人らしくネットを活用するために、今こそ「大人のネットマナー」を追求する必要がある!

 こんな定義にもとづき、『ダイヤモンド・オンライン』で週1回連載されていた、石原壮一郎さんのコラム『大人のネットマナー教室』が、『大人の超ネットマナー講座~「大人力」+αのワザで、相手の心をぐっとつかむ!』というタイトルになり、ついに本になりました!

 大幅加筆修正、欄外にはウラ話を含む膨大な注釈を加え、さらに、伊野孝行氏の書き下ろしイラストも加えて、さらにおもしろく、過激に実用的になっています。

 今回は発売を記念して、石原さんご本人にこの本の作成秘話などをインタビューしてきました。

「ツイッターへの妄信」に
ツッコミを入れたかった

石原:私がツイッターを始めたのは去年(2009年)の11月くらいだったと思うのですが、その頃から、ツイッターは爆発的に広まりましたよね。

 『ミクシィ疲れ』という言葉が生まれたように、実はネットって面倒くさいのかも…って思っていたところに、「ツイッターは面倒じゃない!」とか「人とつながれる画期的なツールだ」とか、「これを使いこなしたら人生が変わる!」とか、なんか熱くなっている人が多かったんですよ。でも、それはウソ臭いなあと思っていたんです。