発送時に心がけているひと工夫

 下の表は、ある日の注文をまとめたものです。


 これを前日にプリントアウトして妻とも共有しています。
 この表には、野菜セットや漬物、お菓子など、当日準備しなければならないものだけを記載してあります。

 その他の仕入れ販売品(無添加のしょうゆや酢、マヨネーズなど)は箱詰めするだけなので割愛しています。

 毎年5月は、まだ野菜もそれほど潤沢ではないので、野菜定期便の方以外は「Aセット」(税抜2000円)、「Bセット」(税抜2500円)しか受け付けていません(この時期は1日合計7セットまで限定)。

 お店に取りにこられる方、消費者クラブ(宅配グループ)はおつき合いのあるところで漬物を卸しています。

 この日は、消費者クラブもあるので発送が多めですが、役割分担(妻は漬物とお菓子)して手際よくしても、2人だと午前中に発送準備を終わらせるにはこのぐらいが限度ではないかと思っています(これだけの野菜セットを組むのに1時間半ほどかかります)。

箱を開けた瞬間にふわっと畑の香りがする、
そんなお裾分けを

 発送時に心がけているのが、畑の雰囲気ごと伝えられればいいなということ。

 旬のおすすめパンフレット(パンフB5・野菜紹介)とともに、野菜セットの場合は、野菜の簡単な説明。季節の変わり目には、畑MAPも入れています(野菜の説明、畑MAPは妻の手描きですが、以前は旬のおすすめのように写真とパソコン打ちのものを入れていました→『農で1200万円!』の巻頭カラー口絵4、6~7ページをぜひご覧いただければと思います)。

 また、春から秋は、畑の片隅にわんさか生えているミントなどのハーブを入れることもあります。

 ネット環境・技術が進み、音声や動画は発達しましたが、今のところ、香りだけはバーチャルで伝えることができません

箱を開けた瞬間にふわっと畑の香りがする。農家にしかできない、そんなお裾分けができればと思っています。