ただ筋トレ単独では効果に限界があります。そこで筋トレが習慣化したであろう皆さんに、次にぜひ加えていただきたいエクササイズが有酸素運動です。第5回では、歩数計を活用したウォーキングを紹介しましたが、今回はジョギングを紹介しましょう。

 ジョギングと聞いて、「そんなの無理無理!自分とは無縁の世界」と頭ごなしに拒否される方もいます。たしかに以前の私も同じで、5分走るのさえNo thank you という状態でした。

 しかし、より脂肪を効果的・効率的に燃焼させるため、筋トレにくわえて最初は15分ほど週末に歩き始めました。そして、歩く時間が30分、そして1時間へと伸びるにつれて、不思議なもので「ちょっと小走りに走ってみようか」という気持ちが湧いてきたのです。短時間ながら、軽いジョギングができるようになった頃には、走ることがイヤなどころか楽しささえも感じるようになっていました。

 しかも脂肪がより早いペースで燃焼するだけでなく、走っているときに、さまざまなアイディアがわいてくるというおまけ付きです。今ではアイディアを忘れないように、いつもICレコーダを片手に走っています。

 もちろん、いきなり走り始めるのはお勧めできません。現在、何らかの治療を受けている方は主治医に相談してください。また会社や自治体の健康診断で問題がなかったから大丈夫と思われるのも早計です。一般の健康診断は病気の早期発見が主な目的であって、運動の可否を判断したり、運動プログラムを作成するために必要な検査がすべて含まれているわけではありません。

 たとえば、一般の健康診断では安静時の心電図検査しか行わないことが多いため、運動によって誘発される狭心症や不整脈を予測することができません。そこで固定式自転車を漕いだり、ベルトコンベアのようなトレッドミル上を走ったり、踏み台を昇り降りして、実際心臓に負荷をかけて心電図をチェックする”運動負荷試験”を始める前に受けられることをお勧めします。詳細は最寄りの循環器科でご相談ください。

ホノルルマラソンの一コマ(都竹が撮影)

【コラム】ホノルルマラソンもおすすめ

毎年2万人以上が参加し、そのうち半数は日本人というホノルルマラソンですが、そもそもは心臓病予防の一環としてジャック・スキャフ医師らによって始められました

参加者のレベルも2時間台で走りきるエリートランナーから、10時間以上かけて歩きとおす、杖をついたウォーカーまで千差万別。またアメリカやカナダからは白血病患者さんを支援するボランティア団体Team Leukemiaのウェアを身にまとった多数のランナーが、我が日本からも糖尿病患者さんたちが作ったTeam Diabetes Japanの方達が走っています。
 
このようにさまざまな方が参加できるという間口の広さにくわえて、制限時間がないという敷居の低さも人気の秘密のようです。

筆者の都竹も、ホノルルに長年住んでいたこともあって毎年出場していますが、マラソンが開催される12月第二日曜が近づいてくるとワクワクしてきます。「ホノルルを走る!」という目標があるからこそ、走る時間を作るために日々仕事のスケジュールをやりくりするし、食事も脂物を控えたり、食べ過ぎないように気をつけたりできるんだと、ワクワクできる目標の大切さを身にしみて感じています。

誰もがホノルルマラソン、フルマラソンというわけにはいきませんが、まずは数ヵ月後に、自宅近くで開催される大会を見つけて、それを目標に始めてみるのはいかがでしょうか。

きっとやる気も倍増し、「気がつけば」いつも以上の早いペースでカラダが引き締まるはずです。

大会は下記HPから検索することができます
◆RUN NET (https://runnet.jp/

■今週のタスク
 週末に20分でも30分でも良いので歩いてみてください。そして気づいた点をつぶやいていください。

 つぶやくときは、本文の最後に、「 #DOLBDS」 を入れてください。