リボーンもテーブルを装備。前席の下には靴入れ、その上には足を置くスペースがある

 一方で、高速バス業界に革新をもたらしてきたウィラーは、快適性を追求している。特に今回のリボーンは、開発に3年の歳月をかけ、「眠り」のための最適な環境を備えたシートと位置づけている。

1台にシェル型シートを横3列、縦6列に配置した全18席

 シェルの厚みをギリギリまで薄くし、柔らかな合皮のクッションとの相性を追求。個室で仕切らなくても、シェル内に必要なものを巧みに収めることで、前後左右を気にすることなく眠れる空間を創り出している。背もたれをリクライングする際に後席に気を遣う必要もなく、シェルにすっぽり包まれて隣を気にせずにシートの中で眠れる環境をつくりだす。この創造性はさすがだ。

東京~大阪間の新幹線と
高速バス、選択の決め手は?

 完全個室のドリームスリーパー、眠れるシートのリボーンの高速バスと、新幹線を料金や所要時間、快適性、利便性で比較してみよう。

 ドリームスリーパーは、東京の発着地は池袋で、大阪はなんばOCATか門真車庫で、座席料金+運賃の合計は大人片道2万円(キャンペーン期間は1万8000円)と、かなり高い。ウィラーのリボーンは、大崎からバスタ新宿を経由してウィラーバスターミナル大阪梅田、なんばOCATで、1万800円から(繁忙期は1万5000円)となっている。

 新幹線の東京駅~新大阪は、のぞみで1万4250円、グリーン車で1万9230円。ドリームスリーパーはグリーン車よりも高い。所要時間はドリームスリーパーが約7時間、ウィラーのリボーンは約10時間。新幹線は約3時間なので、その差はドリームスリーパーで4時間、ウィラーのリボーンで約7時間となる。