「疑問文」だって、
語尾が上がっていれば通じちゃう!

 英語は、リズムとイントネーションを大事にする言葉なんだ。そうだな~、日本語の「10倍くらいリズミカル」かもしれない。

 日本語は抑揚が少ないから、ときとして「質問」しているのか、「宣言」しているのかすら聞き取れないことがあったりする。

 だけど英語は、リズムやイントネーションに気をつけるだけで、コミュニケーションがすごく取りやすくなるんだ。

 たとえば「疑問文」。

「疑問文」と聞くと、すぐに、みんな「Do」とか「主語(S)とbe動詞(V)を逆にして」…、とか考えてしまうのだけれど、もっとカンタンでいいんだ。

 実はね…、疑問形(相手に何かを尋ねるとき)の場合なら、「語尾」をググっと上げれば(↑)、それだけで、「疑問形」として通じちゃうんだよ

 たとえば、「彼のお父さんを知ってる?」って尋ねるときに、英語の文型&文法にしたがうと、

 Do you know his father? となるけれど、語尾を上げてさえいれば、

 You know his father? (↑)でも、

 You know? (↑)(知ってるかい?)でも、

 通じるよ。

 それじゃぁ、「be動詞」をつかった「疑問文」の場合も、説明するね。

 あまり細かく書くと長くなっちゃうので、カンタンに書くけれど、「be動詞」の場合は、「S→V」をひっくり返して「V→S」にすると、疑問文になるんだよね。

 たとえば、

「今、おなか空いている?」と尋ねるときに、英語の文型&文法に準じると、

 Are you hungry now? となるけど、語尾を上げていれば、

 You hungry?(↑)でも、

 Hungry?(↑)(空腹?)でも

 十分に通じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 たとえば、新聞を探している人に話しかけるときは、

 Are you looking for a newspaper now?(あなたは、今、新聞を探していますか?)

 が英文法的には正しいのだけど、語尾を上げてさえいれば、状況を判断して、

 Newspaper?(↑)(新聞?)

 だけでも通じちゃう。

 日本語だって同じだよね。「新聞?」と言われれば、それだけで意味は通じるよね。「新聞?」って言われて、意味がわからない日本人はいないと思うし、それは、ネイティヴだって一緒

「Newspaper? (↑)」って言われて、意味がわからないネイティヴはかなりめずらしいよ。

 というわけで、結論。

「語尾を上げるだけで疑問文になる!」

 と覚えよう!

 つまり、それぐらい「文法は気軽に」スタートしても、通じちゃうってことなんだ!

 だからこそ、どんどん、「今、知っている英語を使って、話していくこと!」が大切なんだ!