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『Fortune 100』全企業が利用!日本人が知らない
世界で最も有名なアンケートツールの“つながり力”
―SurveyMonkeyのデイブ・ゴールドバーグCEOに聞く

【第2回】 2011年7月18日
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――乗数効果でユーザーが増えていくという点において、「SurveyMonkey」はtwitterやfacebookなどのソーシャルメディアと性格が似ている。

 厳密に言えば、「SurveyMonkey」はソーシャルメディアではなく、「ソーシャルツール」だ。スタート当時はtwitterやfacebookが爆発的に普及する前だったが、バイライル的な仕組みで成長したという意味においては、確かにSNSと似ている。

 「SurveyMonkey」のようなソーシャルツールは、SNSとも非常に親和性が高い。ユーザーの多くは、自分で作ったアンケートをtwitterやfacebook上で紹介し、不特定多数の仲間に対して「回答してくれ」と告知を出している。「SurveyMonkey」がSNSを介して普及した側面は、間違いなく大きいと思う。

Facebookと有機的に結びつけた良品計画、
360度評価に利用するセールス・フォース

――実際に「SurveyMonkey」を使っている企業や団体は、どのような成果を上げているのか? 導入前と後で大きな違いが出たケースはあるだろうか。

 企業は、常にお客や従業員の声に耳を傾ける必要があるため、こうしたアンケートツールのニーズが非常に高い。

 米国企業がビジネスに使うケースでは、ECサイトが商品を購入したお客に対して、簡単なアンケートと共にクーポンやディスカウントコードを送り、再来訪につなげているケースが多く見られる。

 日本企業なら、「無印良品」を展開する良品計画の成果がわかりやすい。同社が運営するfacebookページのファンが5万人に達したことを記念して、「簡単なアンケートに1問答えるだけで1万円分のギフトカードが5名に当たる」というキャンペーンを行なったところ、ファン数が一気に7万人へ増えたという。

 企業が従業員の管理や満足度向上のために使うケースも多く、米国では、従業員に新しい制服を導入する際のアンケートなどに使われている。とりわけ熱心に利用している企業が、管理職向けに360度評価を行なうセールスフォース・ドットコムだ。以前は、シニアマネジャーなど一部の管理職に対して、1人当たり1000ドルのサービスを導入していたが、今では全マネジャーにアカウントを持たせて、全員が360度評価を受けられる環境にしている。

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