[環境インフラ部門、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性]
「信用を重んじ確実を旨とする」と謳う「住友の事業精神」にある通り、堅実な事業展開に特徴がある。過去の不祥事・特別損失といった経緯もあり、総じて管理部門の発言力が強く、また比較的多くの人員が非営業部門に割かれている印象。リスクマネジメントの手法やプロセスを重んじ、堅実な結果を出すことに実績がある一方で、競合他社が手掛けない新規ビジネスを自らフロントランナーとなって開拓していく、という気概は希薄に感じられる。

■伊藤忠商事の社員クチコミ

[資源、在籍5~10年、現職(回答時)、新卒入社、男性]
現在のカリスマ社長が朝型勤務や脱スーツデーなどをトップダウンで推進中。組織はフランクで上下関係なく、意見はいいやすい。

[職能部門(コーポレート)、在籍3~5年、現職(回答時)、新卒入社、女性]
財閥系同業他社と比較すると、「失敗してもいいからやってみろ」とチャンスを与えてくれる雰囲気があるように感じる。背番号制が強く、入社時の配属の範囲の中でジョブローテーションが行われていくことになり、基本的には社内異動が検討される余地は少ない。

[不動産部門等、在籍20年以上、退社済み(2010年より前)、新卒入社、男性]
若い人にも権限は任せてくれる。どんどん海外に出してくれる。チャンスを与えてくれる。

[営業、在籍3~5年、現職(回答時)、新卒入社、男性]
体育会系。非財閥系の雄。他商社へのライバル心が凄く強いと感じる。

 クチコミを見ていくと、数字だけではわからなかった各社の特徴が見えてきました。組織力の三菱商事、人の三井物産、堅実な住友商事、挑戦の伊藤忠商事、といったところでしょうか。

入社9年目の年収水準、
最も給与が高い商社は?

 続いて誰もが気になるのは商社の給与。4社の入社9年目の社員クチコミを集めました。

■三菱商事の社員クチコミ

[営業、在籍10~15年、現職(回答時)、新卒入社、男性]
入社1年目は同業他社と横並びだが、2年目から一気に基本給が月10万円前後上がる。仕事がハードなため、残業が多く、サービス残業も少なからず存在するが、残業代も入れると入社6~7年目で年収1000万円程度(額面)となる。入社9~10年目にはマネージャー職となり、年収1400~1500万円程度になるが、このあたりになると個人評価の高低や所属組織の業績良し悪しによって、同期入社間でも年収(ボーナス)が100~200万円変わってくる。