「都会に溶け込むラグジュアリーカー」。キャデラックのラインナップにおいて40パーセントと高いシェアを占めるXT5クロスオーバーを、記者発表会の席上で輸入元のゼネラルモーターズ・ジャパンの若松格社長はそう定義した。
シグネチャーライティングと呼ばれる個性的な形状のランプや、美しいフォルムを描くサイドウィンドウグラフィクスなど、たしかに都会で大いにウケそうなスタイルがXT5クロスオーバーの特徴といえる。
全長4825ミリ、全幅1915ミリ、全高1700ミリのボディと余裕あるサイズのボディ。エンジンは(キャデラックCT6とおなじ)3.6リッターV型6気筒という4輪駆動車である。
231kW(314馬力)の最高出力と368Nmの最大トルクを持ついっぽう、気筒休止システムを備える。負荷の少ない高速巡航時などは2気筒休止させることで燃費をかせぐ。