球団ユニホーム獲得は本業のため
広告宣伝目的のメーカーと本気度が違う

――短期間のうちに5球団との契約を獲得した背景には、楽天の球団グッズの売り上げを大幅にアップさせたことに加え、「他メーカーより商品のサンプルが豊富」「小ロットから対応してもらえる」といったサービス面が好評だったからと耳にしました。

 ユニホームへの投資が広告宣伝費なら、A球団での損をB球団での儲けで補う、ということも可能ですが、先程も申し上げたとおり、弊社はライセンススポーツビジネスが主な事業。われわれの事業を成功させるためには、契約球団すべてに満足してもらえるサービスを提供する必要がある。そうでなければ球団にビジネスを継続してもらえません。

 ライセンススポーツビジネスは、われわれが作った商品でファンに喜んでもらうことが目的。球団が希望するファンサービスがあれば、一緒になってそれを考え、グッズのマーケティングも必死でやる。小ロットでの対応や豊富なサンプルも、その一環です。

 広告宣伝目的で球団への投資を行っているメーカーとは、そのあたりの本気度が違うのではないでしょうか。

――マジェスティックと組む球団が多くなっているのは、物販に力を入れる球団が増えていることも影響したのでは?

 球団から、興味を持って声をかけてもらうことは結構あります。昔は、どの球団も、それほど物販に力を入れていなかったと思いますが、球団としての売り上げとファンサービスを両立できる事業として力を入れるようになっている。

 物販がない球場って寂しくないですか? 商品がスカスカで、バラエティも少ない球団ショップだと、せっかく球場に来ても気分が盛り上がらないじゃないですか。

 ファンに満足してもらいたい――。この思いにどこのメーカーが一番協力してくれるのか、と球団は考える。そこで当社を選んでいただいているのではないかと思います。