そこを補えるのが日本人講師の強みです。彼らは日本人的な発音のクセを知っていますから、そこを見逃さずに的確な“ツッコミ”を入れることができます。生徒の年齢にもよりますが、舌の位置を図示したり、発音記号を用いたりすれば、子どもたちもすばやく軌道修正ができます。この場合のように、日本人から日本語で説明されたほうが、単純に効率的なことがだんだん増えてきます。「英語のまま理解」に加えて、「日本語での理解」も組み合わせましょう。

デジタル機器をフル活用する

「LINEいじめ」とか「個人情報流出」のリスクが騒がれることもあって、スマートフォンやタブレットといったデジタルデバイスを子どもに与えることに、ネガティブなイメージを持っている親御さんも少なくないでしょう。
しかし、語学学習についていえば、これらのツールを使わない選択肢はあり得ません。映像・音声・文字を自在に出力できるデバイスは、SLAの発想を活かした学習法とも相性がよく、避けるべき理由がほとんどないのです。

子どもに英語をマスターさせたければ、親の世代の学習イメージを「Unlearn」することが第一歩。もはや「机に向かって、教科書とノートを開く」だけが英語の勉強ではないのです。
ソファにリラックスして座りながら、タブレットで発音練習をしてもよし。好きなアニメのキャラクターの英語動画を観て、セリフを真似るもよし。寝転びながらピクチャーディクショナリーを眺めるだけでも、子どもの英語力は伸びていきます。

ケガをするかもしれないからといって、料理で包丁を使わないというわけにはなかなかいきません。道具は結局、使う人次第です。子どもが安心して学習できるよう、セキュリティ環境などを整えたうえで、デジタルデバイスは積極的に取り入れていくべきでしょう。

※注:本記事の内容は『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語』から抜粋・再構成したものです。記事中の参照文献・おすすめ教材などは、こちらのサポートページでご確認いただけます。
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