プリン+サイダー=?

京大生に感じる「アタマの良さ」。すんごい対談でした
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 先週のもっとも大きな仕事は、『人を助けるすんごい仕組み』(T田副編集長担当)と『できることをしよう』(新潮社)の著者糸井重里さんの対談があるということで、T田に帯同することに。こう書くと「上司の背中から学ぶ健気な部下」風ですが、いち観客としてただただその場を楽しんでおり、実際には何もしていません。

「ほぼ日刊イトイ新聞」でも語られているように、糸井さんは「気仙沼のほぼ日」という支社を立ち上げるなど、東日本大震災以降、積極的な復興支援活動を行なってこられました。西條さんは、現地の需要に的確に応えるために大規模な支援の仕組みを立ち上げた、「すんごい人」です。

 そんなふたりが舞台に立つということで、400名の会場が埋まりました。真剣な表情で着席するお客さんをリラックスさせるために、時には笑いを交えながら、どんな想いで被災地支援を行なっていたのか、現地ではどんなことが求められるのかなど、とても考えさせられる時間になりました。

 この日は、『ぶっちぎり理論38』の著者である後田良輔さんなど、T田と縁の深い方も多数いらっしゃっており、また私も大変お世話になっている神田昌典さんの事務所の方ともお会いすることができました。

京大生に感じる「アタマの良さ」。名品「プリンサイダー」
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 神田さんの事務所の方にご挨拶した際、差し入れとして手渡されたのが、こちらの謎に満ちた飲み物。その名も、「プリンサイダー」(友桝飲料)。このパッケージ、「男前豆腐」以来のインパクトです。

「さまざまな可能性を模索した結果、サイダーにはプリンを入れることに決定いたしました」といった、真剣な会議がされているのかと想像すると、こちらも正面から向き合わずにはいられません。

 口に運ぶまで多少の躊躇があったことは否めませんが、甘くて、ほのかにプリンらしきものを感じさせるおいしい飲み物でした。お近くでお見かけの際には、一度はお試しください。

 今週の気づきと来週以降のテーマ
・京大生は頭がよくておもしろかった
・お世話になった人への感謝を忘れない
・なぜプリンだったのか?
 

(本連載は毎週水曜日更新です。折田先生像につきましては、「折田先生を讃える会」に見やすくまとめられていました。個人的には、てんどんまんがおすすめです。)