最近開かれた大手企業の最高技術責任者(CTO)の会合でも、オーナー社長が話題になったという。参加者の一人は「AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などのテクノロジーへの対応に積極的なのは、オーナー社長であるケースが多いという議論で盛り上がった」と明かす。

 テクノロジーの激烈な進化によって、世界はあらゆる業界で「破壊的イノベーション」が起こる大淘汰時代に突入した。自動車から小売り、メディアに至るまで例外はなく、経営トップの迅速で的確なリスクテークが業績を大きく左右する傾向が強まっているのだ。

 その意味で、リーダーシップを発揮してリスクを取るオーナー社長が今ほど求められている時代はないだろう。