信頼できる「お目付け役」が肝!?
新卒「五黄」の最高の生かし方

「ガイアの五黄」の新入社員について第一に考えてほしいのは、もともとのエネルギーがとても強いということです。

 一度やると決めたら、自分の気持ちにまっすぐに力強く動きます。
  少々、怒られたぐらいではめげないので、「上司が厳しいから」「部署の人間関係がうまくいかないから」という理由で会社を辞めることはほぼないでしょう。

 その反面、気をつけなくてはならないこともあります。

 それが「上司との対立」です。

「ガイアの五黄」は、自分の意志に愚直に動きがちです。
 それを見た上司が、
「おい! お前! 勝手なことするなよ!」
 なんて言ったら、どうなると思いますか?

 きっと、外面では、
「はい。わかりました」
 と言うでしょう。

 しかし、内面では、

「頭ごなしにいいやがって。俺は俺のやり方がある」

 と感じている人が「ガイアの五黄」の人には多いのです。

 よく言えば、芯がある。
 悪く言えば、頑固な人。

 言い方次第ですが、この「最後まで自分の意志や想いをやり抜く」ことこそ、「ガイアの五黄」の最大の魅力であります。
 ですから、ここはしっかり活かしたいポイントです。

 では、「ガイアの五黄」の新入社員の身勝手な行動が目立つときは、どうすればいいのでしょうか?

 重要なのは、一人でいいので、“信頼できるお目付け役”を新入社員につけてあげることです。

 このお目付け役は、まずは新入社員のやりたいことを尊重してあげられる人というのが大前提です。

 そして、間違った言動があったら、

「なぜ、それを今、してはいけないのか?」
 を理由を言ってあげましょう。

 決して頭ごなしに叱ってはいけません。

 ここが肝です。

 信頼できる人からしっかりと理由とともに諭してもらえば、「ガイアの五黄」の人は感情をコントロールでき、落ち着くことができます。

 若い子であれば、自分の意思を通すことだけでなく、周りの意見も尊重することを覚えてくるので、とても大切なことなのです。

「ガイアの五黄」の新入社員との接し方は難しい面もありますが、上手な育成をすれば、将来会社の経営を根本から底上げしてくれる期待値も高いので、経営者であれば、まずはお目付け役をしっかりつけてあげてから、焦らずにゆっくりとコミュニケーションをとってあげましょう。

 そのほうが、「ガイアの五黄」の新入社員も冷静な判断力がつくはずです。