自分の「口ぐせ」を知る
「あのー」「えーっと」と無意識で言っていないか

 皆さんは、自分の「口ぐせ」を知っていますか?

 ここで特にチェックしてほしい口ぐせは、「フィラー」と呼ばれる、言葉と言葉の間に入るものです。これは、「間を埋める=Fill」を語源に「Filler=フィラー」と呼ばれていて、具体的には「あのー」や「えーっと」などの声を指します。

「自分はこのフィラーをよく言う」ときちんと認識できている人もいますが、自分では気づかないものも意外とあります。私は、プレゼンなどで話をするのが商売なので、自分のフィラーを正確に認識しているつもりでした。

 しかし最近、「声のブログ」とも呼ばれる「Voicy」というサービスを使って、自分で録音した声を配信し始めたのですが、リスナーから「文章の変わり目の冒頭に、『で、』という言葉をよく発している」という指摘を受けてしまいました。正直、これには衝撃を受けました。一応、毎回録音した後にチェックをしていたはずなのに、自分のフィラーを聞き飛ばしていたのです。

 さんざん自分の話している姿を動画で見たり、録音で聞いていたりした私でも、他の人に指摘されてはじめて気づく「口ぐせ」もあります。なので、ぜひとも「まだ自分の声を録音したことがない」という方は、早めにチャレンジしてみてください。きっと多くの発見が得られますよ。

 また、自分のためになる指摘をしてくれる仲間や家族に頼んで、録音した声を聴いてもらうのも有効な方法ですのでやってみてください。

自分の声の「ボリューム」を知る
会議やプレゼンでの録音がおすすめ

 また、周囲の人の声が均等に拾える場所に「録音機材」を置くことができれば、自分の声の大きさを相対的に知ることができます。「声がどれくらい小さいのか」を認識できれば、これから声の大きさをどう調整すればいいのかもわかるはずです。

「周囲に比べると小さめだけど、十分に聞こえる声の大きさ」ならそのままでもいいですし、「もっと声を大きくすると説得力が増しそうだ」と感じるなら、声を響かせる練習をするのも一つでしょう。

 声のボリュームだけではなく、「届きやすい声か」「説得力のある声か」という「声の質」も要チェックです。これには、かなり主観も入ってくるので、周囲の人たちの意見も併せて改善していきましょう。