常に尊重し合う夫婦関係を築いていくツール

 そして、実はもっと重要なことがあります。

 この「相手を認める」という行為にも、人によって「認め方」というのが異なるのです。
 円満な結婚生活に大切なのは相手を認めることだと、ここまで私自身も語ってきました。
 しかし、それは世間でもよく言われていることです。「陽には陰をぶつける」という概念を認知している人も多いかもしれません。

 しかし、それでもなお、離婚している人はあとを絶ちません。

 その真の理由こそ、人によっての「認め方」を間違っている人が多いことにあると、私は推測しています。

(相手の)心の琴線を逆なでしない認め方をしないと、「この人、本当にわかっているの?」と疑心暗鬼にもなります。
 そこから夫婦の溝だってできてしまうケースもあるのです。
 人によっての「認め方」を明確にし、常に尊重し合う夫婦関係を築いていくツール。
 実は、それこそが「9code(ナインコード)」です。

 あなたが奥さんと、何か意見交換をしていたとしましょう。
 奥さんが「大地の二黒」の場合、その意見に対して、そっと“あるワード”を添えてあげないと、奥さんは心の奥で不機嫌になってしまいます。

 奥さんが「雷の三碧」の場合は、ただ「それでいいんじゃない?」というだけでは、一瞬で奥さんの機嫌が損なわれます。
「ああ、なるほど!さすがだね!」と一言プラス感情をこめた台詞を言ってあげないと、本当の意味で「認めた」にはならないのです。

……それはなぜでしょうか?

 その答えは、次回の連載にて詳しくお伝えいたします。
 末永く良い夫婦関係を築きたいと思う方は、ぜひ次回もお読みください。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント
早稲田大学商学部卒業。 ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。