ジェネレーションギャップは、いつの時代も……
いつの時代も人間関係を築くうえで問題になるのが、ジェネレーションギャップだ。世代論を語るのが意味あることなのかは議論が分かれるが、ジェネレーションギャップは確かに存在するし、それがビジネスや日常の場面で顕在化することは多くある。
そんななか、巷でよく語られてきた世代間の違和感の一つに、平成生まれと昭和生まれのギャップがあることは、ご存知のとおり。平成生まれが社会人になってから、すでに幾年もの月日が経っているが、いまだにしばしば軋轢が生じている状況である。
ギャップに対する調査も実施されている。ソニー生命保険は2018年5月8日、「平成生まれ・昭和生まれの生活意識調査」の結果を公表した。全国の平成生まれの男女(20歳~28歳)と昭和生まれの男女(52歳~59歳) を対象にした調査で、両時代生まれの人たちの間に横たわる価値観や人生に対する考え方の違いを明らかにしている。
ソニー生命保険の結果を元にし、ちょうど1年後に平成が終わるこのタイミングに合わせ、平成生まれと昭和生まれのジェネレーションギャップについて考えていきたい。
「学歴」「給料」を重視するのはどっち?
まずは、学歴に対する考え方から。