●魔法の言葉1
「手伝いましょうか?」
「私にお手伝いできることは何かあるかな」

 もしも上司(または部下、同僚)が忙しそうにしていたら、「何かお手伝いしましょうか(何か手伝えることはあるか?)」などと声をかけてみましょう。

 まわりで何か困ったことやトラブルが起きたとき、自然にこんな言葉が出てくるようになったら、あなたの「共感のアンテナ」は、かなり伸びています。

「あまり他人の世話をしたことがない」という人は特に、初めのうちは多少無理してでも口に出してみてください。

●魔法の言葉2
「○○さんの意見を聞かせていただけますか?」
「まず、○○さんの考えをまとめてくれないかな」

 私はこう思う! と、自分の意見を強引に押しつけがちだと自覚している人は、意見を求められる機会があったら、まずこう言いましょう。

「まず、○○さんの意見を聞かせていただけますか?」(上司に対して)

「まず、○○さんの考えをまとめてくれないかな」(部下に対して)

 いったん、相手の意見を聞いて、受け止める。まず、相手の意見を尊重する。

 そんな姿勢はとても大切です。

 結果として、自分の主張を通すことになるにしても、ただごり押ししただけのケースとは、周囲の受ける印象がまるで違います。

●魔法の言葉3
「よくここまでやったね」
「次は○○ができるようにがんばろう」

 部下や後輩がやったことに対して、たとえ結果が満足いくものではなかったとしても、「がんばった過程」を認めることが大切です。

 叱責やダメ出しだけして、やる気を失わせてしまっては元も子もありません。

 まずは、今回できたこと、現状できていることを認める。「君のがんばりは見ているよ」と示す言葉をかける。

 その後で、次に向けての課題を設定する言葉をかけてあげてください。

 成果主義に追われていると、「結果」だけがすべてだ、と考えがちになります。

 けれど、「結果」だけでなく「過程」も見てくれているのだ、認めてくれているのだと感じたとき、その相手はあなたに、深い信頼と忠誠心を抱くようになるのです。