「結果」を「評価」に直結させるために、できる人は「最も合理的に成功するルート」を進むものです。サイバーエージェント出身の経営コンサルタント・福山敦士氏が、新著『成功する人は1年で成果を出してくる!』の中から、若手ビジネスパーソンに向けて、短期間で合理的に実績を出すヒントを教えます。今回のテーマは、「目標」を設定するうえでの重要なポイントについて。
目標は「高さ」と「早さ」が必要だが
とくに重要なのは「早さ(期日)」
目標には、「高さ」と「早さ」が必要です。
「高さ」とは「程度」。売り上げでいえば、売り上げ数値がこれにあたります。
一方、「早さ」にあたるのが、いつまでにという「期日」のことです。
たとえば、「1億円稼ぐ」というお題があったとします。
「1億円稼げますか?」とセミナーなどで参加者に聞くと、ほとんどの方は手を挙げないのですが、「残りの40年ぐらいの人生でできますか?」と聞けば、ほとんどみんなが手を挙げることができます。
「早さ(期日)」自体も目標になります。
「いつまでにやるか」を定めることによって、成果につながる目標になっていくのです。