13、衛生・感染症対策

 衛生面も含めた快適なトイレ環境については、防衛医科大学校救急部兼防衛医学研究センター准教授の秋冨慎司先生のご意見が反映された、とてもわかりやすい資料が2016年3月に国土交通省から発表されています。皆さんもう読まれましたか?

<資料3>トイレを衛生的に保つ方法 「マンホールトイレ 整備・運用のためのガイドライン」(国土交通省HP)

 企業の方は、業者にトイレ掃除をおまかせというところも少なくないかもしれません。そうすると、これらの衛生グッズがどこにあるかわからないかもしれません。備蓄と訓練が必要になりますね!

14、マンホールトイレだけじゃない。役にたつ国土交通省資料

 ところでこの資料、「マンホールトイレ 整備・運用のためのガイドライン」とあるのでつい「マンホールトイレ?うちは関係ない」と思われてしまって、見ていない方もいるかもしれません。でも、すべての方に見てほしい、避難所のトイレ運営全般に役立つ資料になっています。

 例えば、人目につきやすい場所に設置! 安全上大事ですよね。男女別を基本とし、男女の出入口の向きを変えるなど、動線を分けて設置する。そうそう。向きが一緒だと防犯上不安になりますから。車いすでもアクセスできる配置。バリアフリーやLGBTQの方でも気兼ねなく使える誰でもトイレの発想、災害時に少なくて問題になっていました。小学生から中学生までの男の子と女性保護者が近くまで行けるトイレというのも、防犯上大切です。配置って、結構大切です。

 容易に開けられない。中と外に照明~シルエットがみえない~。簡単に開いてしまうトイレなんて入れないし、トイレに行きたくなくなりますよね。こんな風にかゆいところに手が届く、すてきなガイドラインです。秋冨先生に質問するたびに、ガイドラインに書いてますよと笑顔でおっしゃった意味がよくわかります。

 もう1つ、国土交通省ガイドラインのここにも注目してほしいです。