米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムは5日、一部の顧客に対し、同社の方針に反する行為によってメールアドレスがサードパーティーの販売業者に共有されたと通知した。アマゾンは情報共有の原因となった従業員を特定し、解雇したと述べた。メールアドレス以外の顧客情報は流出しておらず、メールアドレスを受け取った販売業者はアマゾンのサイト上での販売を禁じられたという。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先日、複数のアマゾン従業員が賄賂を受け取り、サードパーティー販売業者にメールアドレスなどの社内情報を提供しており、社内調査が行われていると報じていた。社員の解雇がこの調査の結果を受けたものかどうかは定かではない。
アマゾン、メールアドレスの外部流出を顧客へ通知
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