週明け29日の米国株式市場は続落。ダウ工業株30種平均は当初値上がりしていたが、ハイテク株への売りが膨らむ中、引けにかけて下げ足を速める展開となった。ブルームバーグ通信は同日、米中通商協議が物別れに終わるような事態になれば、米国は中国輸入品に追加関税を課す構えだと報道。貿易摩擦を巡る懸念が高まり、投資家心理が悪化した。ダウ工業株30種平均の終値は245.39ドル(0.99%)安の2万4442.92ドル。ダウは序盤352ドルまで上げる場面があったが、ブルームバーグ報道で下げに転じた。S&P500種指数は17.44ポイント(0.66%)安の2641.25と調整入りまであと数ポイントに迫った。先週調整入りしたナスダック総合指数は116.92ポイント(1.63%)安の7050.29で引けた。
米株続落、ダウ245ドル安 ハイテク売られ値を消す
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