米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株主のグループは取締役会に対し、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の監視を強化するようガバナンス(企業統治)の抜本改革を要求した。  ニューヨーク市、ニューヨーク州、コネティカット州、オレゴン州、カリフォルニア州の年金基金の代表者や労組系のCtWインベストメント・グループなどの株主は、テスラの3取締役に書簡を送付した。1日付の同書簡は、取締役会の陣容を刷新し、一部の取締役の退任時期を決めるよう求める内容。さらに、取締役会は会長職とCEO職を永久に切り離すべきだと主張した。