3、気道確保の方法(犬猫共通)

(1)施術者が跪いて、要救助ペットの口と同じ高さになります。
(2)施術者が右利きの場合、要救助ペットの前足と後足の間から左手を入れます。
(3)前足の間から、手のひらを上向きにして、ペットの喉を支え、気道の確保を行います。
(4)犬も猫も、四つ足を踏ん張った状態で気道内に詰まった異物を吐き出そうとするため、足を持ち上げないようにして、吐き出しやすい角度を保てるようサポートします。
(5)いつでも背部叩打法ができるよう、身構えておきます。

 ただし、チワワ、フレンチブルドッグ、ペキニーズ、ボストンテリア、ボクサー、シーズー、チベタンスパニエル、チャウチャウ、パグ、狆(ちん)、土佐犬などの短頭犬は気道が短いため、真っ直ぐに喉を伸ばしてしまうと、気道を狭くしてしまう恐れがあるため、人の赤ちゃんの気道の確保と同じように少しうつむく角度の気道確保で十分であることが知られています。

4、成犬に対する気道異物除去

 (1)背部叩打法

愛犬・愛猫がのどを詰まらせたらどうする?ペット好き必見!出典:My Assistance Dog Inc. 拡大画像表示

 反応のあるペットに対して、肩甲骨の間を5回ほど強くたたくことを繰り返し、気道異物を除去する方法。ペットが咳をして吐き出そうとするタイミングに合わせるとさらに効果的です。

 ○実施ポイント

・肩甲骨の間を強くたたくときに、できるだけ手を広げて面積を大きくすることと思いっきり叩きます。
・5回叩くごとに吐き出したかをチェックします。
・呼吸中枢がある、拳で叩かないように注意します。
・叩く位置は肩甲骨の間(目安として肋骨4番から6番)の間が効果的と言われています。

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